「デンマークに出張する予定があるので、安心して使えるVPNを探している」
「海外出張が多いので、VPNの利用を検討している」
「そもそもVPNって何だろう?」
本記事では、上記の疑問に対する回答や、デンマークでVPNが必要な理由や注意点などを解説していますので、ぜひ参考にして下さい。
人気No.1!おすすめはNordVPN
世界に6,400台以上ある専用サーバーで、
どこでもいつでも最速クラスの通信速度を実現
【 無料で30日間試してみる 】
※ 30日間の返金保証あり
この記事の目次
そもそもVPNとは何か?
VPN(Virtual Private Network)は、インターネット接続を通じて発生するデータを暗号化し、ユーザーのオンラインプライバシーやセキュリティを保護する技術です。
これにより、悪意のある第三者による通信の盗聴・傍受のリスクを軽減し、安全にインターネットを利用できます。
また、VPNはユーザーのIPアドレスを隠すことで、特定の地域からしかアクセスできないサービスを利用することを可能にします。
デンマークで日本のサイトや動画配信サービスを利用するのにVPNが必要
日本を含む多くの国では、動画配信サービスや特定のウェブサイトが地域制限(ジオブロック)を設けており、国内からのみアクセスできるようになっています。
これは、著作権やライセンスの関係で国ごとに異なるコンテンツが提供されるためで、配信される国によって視聴できる動画などが異なります。
具体的には、デンマークから日本で契約したAmazonプライムで動画を視聴しようとした場合、通常であれば地域制限に引っかかり再生することができません。
そこでVPNを利用して日本に設置されている中継サーバーを介してAmazonプライムにアクセスすることで、デンマークにいながらも日本からのアクセスに見せかけることができ、視聴可能になります。
また、デンマークは「Nine Eyes Alliance(ナイン・アイズ同盟)」に属しているため、インターネット上の活動や言動を政府に監視されています。
万が一、政府から見て問題のある行動と認定されてしまった場合は、何らかの処罰の対象となる可能性があるため、個人の特定を防ぐ目的で、デンマークではプライバシー保護に優れたVPNの導入が推奨されます。
デンマークで使えるVPNの選び方
デンマークで使えるVPNを選ぶ際には以下の4点に注目して下さい。
有料VPNを選ぶ
無料VPNはセキュリティ機能が低く、通信速度や利用できるサーバー数も制限されています。
一方で、有料VPNは毎月のコストがかかりますが、その分高いセキュリティと安定した通信を提供し、利用できるサーバー数も多いため、混雑を回避したり、多くの国の地域制限(ジオブロック)の回避に利用できます。
通信速度の安定性
ストリーミングサービスやオンラインゲームを快適に利用するためには、高速かつ安定した通信速度が重要です。
例えば、単純に通信速度が速いだけだとラグが多発した時に快適にストリーミング動画を視聴できずストレスが溜まってしまいます。
VPNはできる限り通信速度に優れたサービスを選択しましょう。
サーバー数と設置国
サーバー数が多いことで、混雑時にも安定した通信が期待できます。また、デンマーク内にサーバーがあることも重要です。
デンマーク内にサーバーがあることで、同国在住時に利用できる中継サーバーとの物理的な距離が縮まり、ラグの発生する頻度が大幅に下がります。
サーバー設置国は多ければ多いほど、地域制限の回避に使える選択肢が増えるため、デンマーク滞在時に利用したいサービスが属している国に設置されているか事前に確認しましょう。
なお、ほとんどのVPNサービスは公式ホームページにてどの国にサーバーが設置してあるかを公表しています。
サポート体制
問題が発生した際に迅速に対応できる24時間体制のサポートがあることが理想的です。
また、直接のサポート対応だけでなく、公式ホームページのヘルプが充実している点も無視できません。
デンマークでVPNを使うメリット
デンマークでVPNを使う主なメリットは以下の4点です。
セキュリティが高く安全な通信を行える
VPNを利用することで、インターネット通信は暗号化され、万が一第三者に盗聴・傍受されたとしても解析されず中身を見ることができません。
また、VPNは世界各地に設置された中継サーバーを経由して通信を行うため、ユーザー本来のIPアドレスを隠すことができ、ハッキングなどのサイバー犯罪から見を守ることが可能です。
さらに多くのVPNサービスは、データ保持法のない国を本拠地としているサービスを筆頭に、ユーザーのオンライン上の行動を記録しない「ノーログポリシー」を掲げており、追跡を困難なものとしています。
ホテルや航空券を安く予約できる
多くのホテルや航空会社は、利用者の所在地に基づいて価格を設定しています。
例えば、通常であれば日本在住者は日本人向けの価格にてホテルや航空券を予約することになりますが、VPNを使って所在地を他国にすることで、日本人向けではない価格で予約可能になります。
もちろん、他国の価格といってもさまざまなので、日本人向けの価格より高くなる場合もありますが、各国に設定された価格を調べることで、お得な価格でホテルや航空券を安く予約することが可能です。
海外料金で各種サブスクリプションサービスを利用できる
先に解説したホテルや航空券のケースと同様に、各種サブスクリプションサービスは提供している国によって毎月の料金が大きく異なります。
例えば日本において1,000円で利用できるサービスであったとしても、他国なら半額の500円程度で利用できることも珍しくありません。
VPNを利用してホテルや航空券を安く予約し、サブスクリプションサービスも格安料金で契約することで、大きく旅費などの経費を削減することに繋がります。
地域制限(ジオブロック)を回避することができる
VPNの仕組みのひとつとして、世界各地に設置されている中継サーバーを経由して通信を行うというものがあります。
VPNを利用した通信は、ユーザーが利用しているデバイス本来のIPアドレスを隠し、VPN中継サーバーが設置されている国からのアクセスであるかのように見せかけることができます。
この仕組みによって一部の国以外からアクセスできない、いわゆる地域制限(ジオブロック)を回避することが可能です。
例えば、日本で契約したAmazonプライムなどのサブスクリプションサービスは、通常であればデンマークなどの日本国外からのアクセスはできませんが、VPNを利用して日本からのアクセスと見せかけることで利用可能になります。
デンマークで使えるおすすめVPN3選
冒頭で解説したように、デンマークは「Nine Eyes Alliance(ナイン・アイズ同盟)」に属しているため、VPNを選択する場合は管轄外に本拠地を置くサービスを選択するのが無難です。
以下の3つはどれもNine Eyes Allianceの管轄外を本拠地としている、スペック面でも優れたVPNサービスです。
NordVPN
月額料金 | 1カ月プラン:2,110円/月 12ヵ月プラン:800円/月 24カ月プラン:580円/月 ※スタンダードプランの場合 |
サーバー数 | 6,400台以上(111ヵ国以上) |
暗号化アルゴリズム | AES-256bit |
同時接続台数 | 6台(1つのアカウント) |
ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
対応OS | Windows、MacOS、Linux、Android、iOS |
運営企業 | NordVPN s.a. |
NordVPNはパナマに本拠地を構えている老舗の海外VPNサービスです。
パナマはデータ保持法がなく、政府の干渉も少ないため、ユーザーのプライバシーが守られやすい特徴があり、個人情報の漏えいを防ぐ目的で導入するVPNサービスとして最適なもののひとつに挙げられます。
肝心のスペック面ですが、NordVPNは老舗の海外VPNサービスにふさわしいサービスを提供しており、「セキュリティ機能」「通信速度」「サーバー数」「サポート体制」どれをとっても高水準です。
大きな欠点はありませんが、トップクラスのユーザー数をほこるため、サーバーが混雑しやすい点が唯一のデメリットですが、豊富なサーバーにより、混雑の回避は容易です。
迷ったらNordVPNにしておけば間違いないといっていいほど安定したVPNサービスと言えます。
\30日間全額返金保証付き!/
CyberGhost
月額料金 | 1カ月プラン:1,790円/月 6カ月プラン:1,000円/月 24カ月プラン:320円/月 |
サーバー数 | 9,300台以上(100ヶ国ヵ国以上) |
暗号化アルゴリズム | AES-256bit |
同時接続台数 | 7台 |
ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
対応OS | Windows/macOS/iOS/Android/Linux |
運営企業 | CyberGhost S.R.L. |
CyberGhostは2011年にルーマニアのブカレストで設立された海外VPNサービスです。
CyberGhostは全体的なスペックこそ平均できですが、接続アプリの使いやすさに重点を置いており、初心者でも簡単に利用できる直感的なインターフェースを提供しています。
中継サーバーは全世界に91ヵ国以上に設置されているため、地域制限の回避目的の利用としての利便性はNordVPNを上回ります。
CyberGhostはデンマークのみならず海外へ出かける機会が多い方に特におすすめのVPNサービスであると言えます。
Surfshark
月額料金 | 1カ月プラン:2,308円/月 12カ月プラン:478円/月 24カ月プラン:308円/月 ※Surfshark Oneの場合 |
サーバー数 | 3,200台以上(100ヵ国以上) |
暗号化アルゴリズム | AES-256 |
同時接続台数 | 無制限 |
ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
対応OS | Windows/macOS/iOS/Android/Linux |
サポート | メール・チャット |
運営企業 | Surfshark B.V.(拠点:オランダ) |
Surfsharkはオランダでサービスを展開するVPN業界全体としては振興のVPNサービスです。
Surfsharkの最大のメリットはデバイスの接続台数が無制限という点で、同サービスの代名詞とも言える特徴となっています。
セキュリティ機能や通信速度といったスペック面についても平均以上の評価を得ており、歴史が浅いサービスということを踏まえると今後の更なるブラッシュアップが楽しみなVPNサービスです。
また、比較的低料金な部類に入るため、デバイスの接続台数が無制限なのも相まって、非常にコストパフォーマンスに優れたVPNサービスであると言えます。
セキュリティ面に関しては、独自オプションである「Surfshark One」というセキュリティパックを提供しており、ただでさえ強力なセキュリティ機能を提供するVPNをさらに強固なものにできます。
Surfsharkは、「デバイスの接続台数が無制限」「低料金」と、コストパフォーマンスに優れているため、少しでも出費を抑えてVPNを使いたい方におすすめのVPNサービスです。
デンマークでVPNを利用する手順・方法
デンマークでVPNを利用する一般的な手順・方法を解説します。
VPNサービスを契約する
「デンマークで使えるおすすめVPN3選」を参考に、自分に合ったVPNサービスを契約します。
VPN接続アプリをダウンロードする
続いて、各VPNサービスが提供する専用の接続アプリをダウンロード、インストールします。
各社のVPN接続アプリは、パソコン向けのものは公式ホームページ、スマートフォン向けのものはGoogle PlayストアやAppleストアにてダウンロードが可能です。
目的に合ったサーバーへ接続する
その後、目的に合ったサーバーへ接続し、インターネットの利用を開始します。
例えば、日本のAmazonプライムを利用したい場合は、日本国内に設置してあるVPN中継サーバーを選択することで、地域制限(ジオブロック)を回避して、動画の視聴が可能になります。
VPN接続アプリの自動接続が有効になっていると、物理的に近い距離のサーバーへ接続される場合があるため注意が必要です。
デンマークでVPNを利用する際の注意点
デンマークでVPNを利用する際には以下の点に注意して下さい。
政府に監視されていることを意識する
デンマークは「Nine Eyes Alliance(ナイン・アイズ同盟)」に属しており、政府な各機関によってインターネット上の言動や行動は監視されています。
したがって、反政府的なものや、ほかに好ましくない言動や活動を行うと法的な処罰の対象となる可能性があります。
たしかにVPNを利用していれば個人情報の漏えいやプライバシーは守られますが、完全に匿名になるわけではないため、あまり過激な発言をしてしまうと政府に目を付けられ、個人を特定されかねません。
デンマークでインターネットを利用する場合は、VPNを利用したとしてもあくまで私的な利用に留めておきましょう。
無料のVPNは利用しない
無料VPNは有料VPNと比較すると、セキュリティ面、通信速度、利用できるサーバーなどすべてにおいて見劣りします。
デンマークでVPNを利用する目的のひとつに、強力なセキュリティを確保することが挙げられますが、無料VPNではその目的は果たせません。
むしろ、無料VPNはユーザーの個人情報を抜き取る悪質なものまで存在するため、VPNは無料ではなく有料のものを使うことを強くおすすめします。
情報漏えいのリスクはゼロではない
政府に監視されていることを意識する項目でも解説したように、VPNを利用したとしても100%情報漏えいのリスクを防げるわけではありません。
たしかにVPNを使えば、IPアドレスを隠したり、通信内容を暗号化したりと限りなく安全にインターネットを利用できます。
しかし、例えばVPNサービスそのものがハッキングにあった場合、それが原因で個人情報が漏えいしたり、政府の要請によって情報を開示する可能性もあります。
デンマークでVPNを使う場合は、情報が漏えいのリスクはゼロではないことを念頭においてインターネット接続を行って下さい。
通信速度が不安定になることがある
デンマークでVPNを利用していると、地域制限の回避のために物理的に遠隔地にある中継サーバーに接続する場面が多いでしょう。
その場合、距離が近いサーバーを利用するより応答速度が遅くなり、ラグが発生する可能性が増します。
また、利用するサーバーによっては混雑時などに通信速度自体が低下することもあるため、通信速度が不安定になる可能性ああることを念頭に置いてVPNを利用しましょう。
デンマークでVPNを利用する際によくある質問
デンマークでVPNを利用する際によくある質問を掲載・回答します。
デンマークでVPNの利用は合法ですか?
デンマークでは、VPNの利用は完全に合法です。
デンマーク政府はインターネットの自由を尊重しており、オンラインプライバシーの保護を目的としたVPNの使用に対して制限を設けていません。
ただし、VPNを使用して違法行為を行うことは違法です。
例えば、著作権を侵害する行為や違法なコンテンツへのアクセスは、VPNの使用を問わず法律違反となり、処罰の対象です。
VPNを使うとなぜ安全に通信ができるのですか?
VPNを使用することで安全に通信ができる理由は、以下の通りです。
- 暗号化
- IPアドレスの秘匿
- セキュリティプロトコル
- ノーログポリシー
暗号化
VPNはデータを暗号化することで、第三者が通信内容を盗み見たり改ざんしたりするのを防ぐことができ、ハッカーやサイバー犯罪者の攻撃による被害から身を守ることができます。
IPアドレスの秘匿
VPNを使用すると、ユーザーの実際のIPアドレスが隠され、VPNサーバーのIPアドレスが代わりに表示されるため、ユーザーのオンライン活動が追跡されにくくなります。
セキュリティプロトコル
多くのVPNサービスは、L2TP/IPsecやOpenVPNなどの強力なセキュリティプロトコルを使用しており、高度なセキュリティとプライバシー保護を提供します。
ノーログポリシー
VPNサービスは利用者のオンライン活動の情報を記録しないことを約束するポリシーです。
具体的には、以下の情報が記録されません。
- 閲覧履歴
- 接続ログ
- 帯域使用量
- 通信内容
これらの情報を記録しないことにより、VPNサービスが捜査機関に情報提出を求められたとしても、そもそも記録が残っていないため、ユーザーのプライバシーが保護されます。
無料VPNと有料VPNの違いは何ですか?
無料VPNは有料VPNと比べると「セキュリティ機能」「通信速度」「サーバーの選択肢」「サポート体制」などすべてにおいて見劣りします。
特に「セキュリティ機能」と「サーバーの選択肢」が見劣りする点が致命的です。
なぜならVPNの利用目的としてセキュリティの強化や地域制限の回避が多いため、無料VPNではこれらの目的は達成できないからです。
無料VPNを使っても問題ないですか?
無料VPNは完全無料で利用できますが、リスクや制約が伴います。
具体的には、無料VPNは利用者のデータを収集して広告業者へ販売している場合があるため、個人情報の漏えいに繋がります。
また、通信速度が遅かったり、選択できるサーバーが少なかったりと、VPNを使用する目的によっては使い物になりません。
総じて、無料VPNは限定的な利用に留め、安全性やプライバシーを重視する場合は、有料VPNの利用を強くおすすめします。
デンマークで使える安全なVPNまとめ
- デンマークではインターネットが政府に監視されているため注意が必要
- VPNを導入することで通信が暗号化されIPアドレスを匿名化できる
- VPNを導入することでデンマークにいながら日本のオンラインサービスを利用できる
- VPNは高いセキュリティ機能を提供するが、情報の漏えいのリスクをゼロにはできない
- 無料VPNは有料VPNと比較するとすべてにおいて見劣りするためおすすめしない
本記事では、デンマークで使える安全なVPNについてや、必要性、メリット、注意点について解説しました。
特にデンマークはインターネット上の言動や活動が政府に監視されているため、例え旅行者だとしても万が一に備えてVPNを使って個人の特定を避けられるようにしておくべきです。
また、VPNは無料のものと有料のものがありますが、無料VPNはセキュリティ機能が非常に低いため、デンマークでなくとも利用はおすすめできません。
VPNは「デンマークで使えるおすすめVPN3選」で紹介したような安心・安全に利用できる有料VPNを選ぶようにしましょう。