無料で使えるおすすめVPN5選 | 安全で危険性が低いサービスの選び方や使い方を解説

無料で使えるおすすめVPN5選 | 安全で危険性が低いサービスの選び方や使い方を解説

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「無料VPNって個人情報が漏洩したりするの?利用してみたいけど不安…」

このように考えている方がいらっしゃるかと思います。

無料VPNを検討する前に、無料VPNのセキュリティリスクや無料VPNの選び方を知っておきましょう。

この記事では、無料VPNを検討している方に向けて危険性や選び方、おすすめの無料VPNについて詳しく説明します。

VPN初心者や無料VPNに不安を抱えている方、海外旅行する方や留学する方、日本から海外のコンテンツを見たい方などは参考にしてください。

無料で使えるVPNサービス比較一覧表

無料で使えるVPNサービス比較一覧表です。

無料VPNはセキュリティが低いVPNが多いです。

そのため、セキュリティが高いといわれる「ノーログポリシーを採用しているVPN」を選ぶことをおすすめします。

また、通信容量などの機能制限がないVPNだと無制限に無料で利用できるためおすすめです。

VPN名TunnelBearVPNネコWindscribe
VPNGateHide.me VPN
運営会社TunnelBear.incSecure Connection PTY. LTD.Windscribe
筑波大学eVenture Ltd.
料金フリープラン:無料
unlimitedプラン:3.33ドル/月
teamsプラン:5.75ドル/月
無料Build A Plan:無料
1ヵ月プラン:9ドル/月
1年プラン:5.75ドル/月
無料無料プラン
1ヶ月:$9.95/月
6ヶ月:$5.82/月
27ヶ月:$2.59/月
VPNサーバ数非公開10台不明(69ヶ国以上、Build A Planは10カ国)7000台以上2300台以上
接続デバイス数無制限1台無制限5台10台(無料プランは1台)
無料体験なしなしあり(30日間)なしあり
ノーログポリシーありなしありなしあり
サポートメールなしメール・チャットなしメール・チャット

無料で使えるVPNの選び方

無料で使えるVPNを選ぶ際には、以下の点に注目しましょう。

  1. 完全に無料か
  2. 通信速度が速くて安定しているか
  3. セキュリティが高いか
  4. サポートが迅速で丁寧か
  5. 持っているOSは対応しているか
  6. 同時接続デバイス数はいくつか
  7. 利用したい国にサーバーが設置されているか

完全に無料か

無料VPNを利用する際には、無料期間の設定がないか確認しましょう。

無料VPNには3つのタイプがあります。

永久に無料で使用できるタイプ、初回支払い後に返金保証を利用すると実質無料になるタイプ、一定期間のみ無料になるタイプがあります。

永久に無料で使用できるVPNはほとんどなく、実質無料のVPNが多いです。

通信速度が速くて安定しているか

動画視聴やオンラインゲームをストレスなく楽しむには、通信速度が高速で安定したVPNが必要です。

無料VPNは、通信速度が遅く途切れやすいVPNが多いです。

通信速度はサーバーの数に影響されます。

多くのサーバーが設置されているVPNでは、アクセスが集中する時間帯に利用しても通信速度が安定しています。

VPN利用前に口コミで通信速度を確認しましょう。

セキュリティが高いか

ノーログポリシー、キルスイッチ、AES256bit暗号化などのセキュリティ機能が搭載されたVPNを選ぶことが重要です。

この機能があるVPNは、安全性が高いといえます。

サポートが迅速で丁寧か

日本語サポートや24時間365日のサポートに対応しているVPNがおすすめです。

特に日本企業が提供するVPNは、日本語サポートに対応しています。

ただし無料VPNだと中にはサポート自体行っていないVPNもあります。

トラブルが発生した際に、素早くかつ丁寧に対応してくれるVPNを選びましょう。

持っているOSは対応しているか

VPNの対応OSは異なるため、利用したいデバイスのOSに合ったVPNを選ぶようにしましょう。

iOSやAndroidなど、各種デバイスに対応しているVPNか確認しましょう。

同時接続デバイス数はいくつか

VPNごとに同時接続可能なデバイス数は異なります。

利用したいデバイス数を事前に確認しておき、それに合ったVPNを選びましょう。

同時に接続できるデバイスが多いほど、1つのアカウントで複数のデバイスを利用できます。

利用したい国にサーバーが設置されているか

滞在する国にサーバーが設置されているか確認しましょう。

サーバーがない場合、動画や特定のサイトへのアクセスできない可能性があります。

VPNの公式サイトにサーバーの設置国が記載されているので、事前に確認しましょう。

無料VPNの危険性・デメリットについて

無料VPNは有料VPNに比べて危険性が高いです。

無料VPNの利用は合法なのか、無料VPNのデメリットについて解説します。

無料VPNは合法?違法?

無料のVPNは合法です。

VPNの利用が合法か違法かは国によって異なります。

日本やアメリカ、イギリスなどではVPNの利用は合法ですが、ロシアやイラク、北朝鮮などでは違法とされています。

ただし、合法である国であっても、VPNを利用して不正行為を行うことは違法です。

例えばファイルをダウンロードしたり、ハッキングしたり、IPアドレスを隠して誹謗中傷することです。

これらの行為を行うためにVPNを使用することは、合法である国であっても違法です。

無料VPNのデメリット

無料VPNは以下のデメリットがあります。

  • セキュリティレベルが低い
  • データ量に制限がある
  • 通信速度が遅く途切れやすい
  • 使えるサーバーが限定される

無料VPNは通信速度が低下しやすく接続が途切れる場合があります。

またセキュリティリスクもあります。

軍事レベルのAES256ビット暗号化を導入したり、キルスイッチ機能を組み込んだり、ノーログポリシーを採用している無料VPNはセキュリティリスクが低いため、セキュリティを重視される方はこれらの機能を搭載しているVPNを選びましょう。

また、ダウンロードやデータ量に制限があるため、頻繁に大量のデータを扱いたい場合には向いていません。

機能制限を解除したい場合は、有料VPNに移行することをおすすめします。

無料VPNと有料VPNの違い

無料VPNと有料VPNの違いは、通信速度やサポートの質、コスト、運営方法などです。

有料VPNは利用者から直接料金を得ることで収益を上げ得ています。

一方で無料VPNは、ユーザーが広告をクリックまたは表示することで収益を得るモデル「広告収入」や無料版はお試しと位置づけられ機能が豊富な有料版にアップグレードしてもらうことで収益を得るモデル「有料アップグレード」、VPN接続時のユーザーに関するデータを収集し、これをマーケティング会社などに販売して収益を得るモデル「データ販売」の場合が多いです。

有料VPNのメリット・デメリット

有料VPNのメリットとデメリットを紹介します。

無料VPNの利用を検討する前に、有料VPNのメリットとデメリットを比べてみましょう。

メリット

有料VPNのメリットは以下のとおりです。

  1. セキュリティが高い
  2. 通信速度が速くて通信容量も無制限
  3. サーバー設置国が多い
セキュリティが高い

有料VPNは通信内容を暗号化するため、外出先からでも安全に利用できます。

アクセスを匿名化することで、第三者に自分のIPアドレスを知られる心配がありません。

通信速度が速くて通信容量も無制限

有料VPNは通信速度が高速で、通信容量に制限がない場合が多いです。

一般的にVPNは、経由するサーバーの混み具合で通信速度が低下することがありますが、有料VPNは通信速度は変わらずに高速です。

動画視聴やオンラインゲームなどを利用したい方、大容量データを送受信される方におすすめです。

サーバー設置国が多い

有料VPNは無料VPNに比べて、サーバー数が多く、サーバー設置国数も多いです。

そのため、ほとんどの有料VPNが通信制限が厳しい中国などでも問題なく利用できます。

中国では「Great Firewall(GFW)」と呼ばれる厳格なインターネット規制が行われていますが、VPNを使用することでこれらの制限を回避できます。

ただし時期によっては通信が遮断されたり通信速度が低下する可能性があるため、VPNを利用する前に通信状況は確認するようにしましょう。

デメリット

有料VPNのデメリットは以下のとおりです。

  1. 費用がかかる
  2. 情報漏洩リスクがある
費用がかかる

無料VPNは無料ですが有料VPNは料金がかかります。

VPNにより料金は異なりますが、月1000円程度はかかります。

情報漏洩リスクがある

有料VPNは無料VPNに比べて、セキュリティリスクは低いですが情報漏洩する可能性はゼロではありません。

セキュリティを重視する方は、スマートフォンやPC用のセキュリティソフトの導入を検討しましょう。

無料で使えるVPNおすすめ5選

無料で使えるVPNを5つ紹介します。

TunnelBear

運営会社TunnelBear.inc
料金フリープラン:無料
unlimitedプラン:3.33ドル/月
teamsプラン:5.75ドル/月
VPNサーバ数非公開
接続デバイス数無制限
無料体験なし
ノーログポリシーあり
サポートメール
公式サイトhttps://www.tunnelbear.com/

TunnelBearのフリープランは、毎月のデータ容量が500MBまで制限されており、通信速度や接続方法、アプリの使用方法は有料プランと同じです。

また48カ国以上のサーバーに接続可能のため、旅行で様々な国に行く方はおすすめです。

サポートは迅速で親切ですが、日本語対応はないため、英語が苦手な方は注意してください。

ノーログポリシーを採用してユーザーの情報を一切保持しないことを確約しているため、セキュリティは高いです。

VPNサービスを使用する際のやりとりの履歴も一切残りません。

VPNネコ

運営会社Secure Connection PTY. LTD.
料金無料
VPNサーバ数10台
接続デバイス数1台
無料体験なし
ノーログポリシーなし
サポートなし
公式サイトこちら

VPNネコは料金プランがなく、永久無料で利用可能なアプリです。

Secure Connection PTY. LTD.が運営しています。

セキュリティ情報が非公開のため、セキュリティが高いとはいえません。

最悪の場合、通信ログが記録される可能性もあるため注意しましょう。

個人情報を登録しなくても、アプリを入れるだけで接続できるため初心者向けです。

また通信制限が厳しい中国からでも利用できます。

通信速度は比較的遅く、LINEの画像送信には時間がかかったりAmazon Prime Videoや映画の視聴は時間帯によって見れないこともあります。

「VPNの使い勝手を知りたい」といったVPN初心者向けです。

Windscribe

運営会社Windscribe
料金Build A Plan:無料
1ヵ月プラン:9ドル/月
1年プラン:5.75ドル/月
VPNサーバ数不明(69ヶ国以上、Build A Planは10カ国)
接続デバイス数無制限
無料体験あり(30日間)
ノーログポリシーあり
サポートメール・チャット
公式サイトhttps://jpn.windscribe.com/

Windscribeは、無料で利用できるライト版と有料のプロ版があります。

無料のライト版では、月最大10GBのデータ通信量の制限があります。

中国から接続できますが不安定なこともあります。

時期によっては接続が難しい場合もあるため、中国で利用予定の方は事前に接続環境を確認してください。

Windscribeのサポートは主にメールで英語でのやりとりが行われます。

英語が苦手な方は、翻訳機能を使う必要があります。

公式ページにチャット機能がありますが、機械と会話する形式です。

VPNGate

運営会社筑波大学
料金無料
VPNサーバ数7000台以上
接続デバイス数5台
無料体験なし
ノーログポリシーなし
サポートなし
公式サイトhttps://www.vpngate.net/ja/


VPN Gateは、2013年から筑波大学が運営する無料VPNサービスです。

ユーザー登録不要で永久に無料で利用できます。

ボランティアから公開VPN中継サーバーを提供されており、世界各国に配置されています。

ネット接続が厳しい中国でも利用できます。

時期によって接続が厳しい場合もあるため、中国に滞在予定の方は事前に接続環境を確認しておきましょう。

また、一般ユーザーがサーバーを管理していたり、サーバー接続のログが保護されていない可能性があるため利用する際には注意しましょう。

Hide.me VPN

運営会社eVenture Ltd.
料金無料プラン
1ヶ月:$9.95/月
6ヶ月:$5.82/月
27ヶ月:$2.59/月
VPNサーバ数2300台以上
接続デバイス数10台(無料プランは1台)
無料体験あり
ノーログポリシーあり
サポートメール・チャット
公式サイトhttps://hide.me/ja/?friend=vpnlabo


Hide.me VPNは4つプランの中に無料プランが含まれています。

ノーログポリシーを採用していてセキュリティが高くデータ通信料は無制限のため、大容量のデータ送受信やオンラインゲーム、動画の閲覧に適しています。

サポートは、ライブチャットやメールを通じて利用できます。

ライブチャットは日本語に対応しているため、スムーズにサポートを受けられるでしょう。

一方でメールは英語での問い合わせとなり、日本語対応は行われていないため翻訳機能を利用する必要があります。

またカナダ、フランス、ドイツ、イギリス、オランダ、シンガポール、スペイン、アメリカの8ヶ国のサーバーに接続できます。

主要国では利用できるので、留学やノマドする方も安心して利用できます。

無料VPNは安全?使用する際の注意点

無料VPNは有料VPNに比べて、セキュリティ面では安全性が確保されていません。

一部の無料VPNでは、完全な暗号化通信が行われていないため個人情報が漏えいするリスクが考えられます。

セキュリティが万全でないことが多いため、脆弱性を狙ったサイバー攻撃にあう可能性もあります。

サイバー攻撃にあうと個人情報や企業データが悪意のある第三者に盗まれるリスクが生じます。

そのため、無料VPNを利用する際は以下の点に注意してください。

  1. 大切な情報を扱わない
  2. プライバシーポリシーを確認する

大切な情報を扱わない

無料VPNはセキュリティが弱く、対策が不十分な場合が多いです。

仕事やプライベートにおいて、重要な情報は取り扱わない方が良いでしょう。

プライバシーポリシーを確認する

VPNのセキュリティの高さを確認するためには、プライバシーポリシーを読み、個人情報を保護するための取り組みを理解することが重要です。

無料VPNの中でも軍事レベルのAES256ビット暗号化の利用やキルスイッチ機能の搭載、ノーログポリシーの採用をしている場合はセキュリティが高いといえます。

無料VPNを利用する際にこれらが搭載されているか確認しましょう。

無料VPNに関するよくある質問

無料VPNの危険性など、無料VPNに関する質問を紹介します。

無料VPNはどういう状況で役立ちますか?

海外から日本のウェブサイトや動画を視聴したい時、日本から海外限定の動画を視聴したい時に役立ちます。

その他にも、動画コンテンツを安く契約したい時や航空券や旅行券をお得に購入したい時も利用できます。

ただし、無料VPNはセキュリティが低いためクレジットカード番号を入力する際は個人情報が盗まれないよう気を付けましょう。

無料のVPNはセキュリティ上、使用しても問題ないですか?

無料のVPNは有料のVPNと比べてセキュリティが低いです。

そのためセキュリティを重視する方や重要なデータを送受信する方にはおすすめしません。

以下のリスクがあります。

  • 盗聴やマルウェア感染
  • 購入履歴や接続情報の監視
  • 個人情報の盗難
  • 通信の暗号化が不十分

接続が不安定になった時の対処法を教えてください

以下の5つの手順をお試しください。

それでも解決しない場合は、サポートにお問い合わせしましょう。

  1. サーバーの変更
    VPN接続が途切れる場合、サーバーに問題がある可能性があります。
    特定のサーバーで問題が発生している場合は、別のサーバーに接続してみてください。
    接続する時間帯を変更したり、サーバーを再起動することも有効でしょう。
  2. アクセスが少ない時間帯にアクセスする
    VPNは利用可能なサーバー数に制限があるため、多くのユーザーが同時に接続すると速度が低下することがあります。
    そのような場合は、混雑が少ない早朝や深夜などの時間帯にVPNを利用することをおすすめします。
    通信量が少ない時間帯を選ぶことで、よりスムーズな接続が期待できます。
  3. 一時的にセキュリティソフトを無効にする
    ウイルス対策ソフトやファイアウォールを一時的に無効にしてみましょう。
  4. インターネット接続の確認
    VPNを使用せずにウェブページを読み込んだり、Wi-Fiネットワークを一度切断して再接続したり、ルーターを再起動してみましょう。

無料VPNサービスから有料VPNサービスに移行した方がいいですか?

「VPNを利用したいけど、使ったことがないから使い勝手を確かめたい」という方は無料VPNを利用してみて、有料VPNに移行することをおすすめします。

またセキュリティを重視しない方や利用頻度が少ない方も無料VPNから利用することをおすすめします。

通信速度や高いセキュリティを求める場合は、有料VPNから利用しましょう。

完全無料のVPNまとめ | 安心できる提供会社のVPNを利用しよう

この記事のまとめは以下のとおりです。

  • 無料VPNを選ぶ際のポイントは「完全に無料か」「通信速度」「セキュリティ」「対応OS」「サポート体制」「サーバー設置国」
  • 無料VPNのデメリットは「セキュリティレベルが低い」「データ量に制限がある 」「通信速度が遅く途切れやすい」「使えるサーバーが限定される」
  • 無料VPNを利用する際の注意点は「大切な情報を扱わない」「プライバシーポリシーを確認する」

無料VPNは無料で利用できますが、セキュリティが低かったり、機能制限があったりとデメリットもあります。

無料VPNを利用する際は、PCやスマートフォンのセキュリティソフトを搭載して利用することをおすすめします。

また、「大切な情報を送受信しない」や「プライバシーポリシーを確認する」など徹底しましょう。