毎月のApple Musicの料金を抑えたい
海外のApple Musicは安く契約できると聞いたけど難しそう
本記事ではApple Musicを安く契約する裏技に関する以下の内容について詳しく解説しています。
少しでもApple Musicを安く、お得に使いたいと考えている方はぜひ参考にして下さい。
この記事の目次
Apple Musicを安く利用する方法
VPNを利用する
| メリット | デメリット |
|---|---|
Apple Music以外のサブスクも安く利用できる
VPNを利用することで、Apple Music以外のサブスクも安く利用することができます。
純粋にApple Musicのみを安く利用するためだけにVPNを契約するとそこまでお得感がないため、他に日本料金で契約しているサブスクがあるなら海外料金で契約しなおすのがおすすめです。
海外料金で安く契約できるサブスクにはYouTubeプレミアムやMicrosoft365などがあります。
匿名性が高く安全な通信が行える
VPNはApple Musicなどのサブスクを安く利用する以外にも、堅牢なセキュリティ機能によってインターネット通信の安全性や匿名性を確保できるメリットがあります。
近年において、フィッシングサイトやハッキングなど、非常に悪質なサイバー犯罪による被害が増加しているため、VPNを導入して安全なインターネット環境を確保しておいて損はありません。
海外から利用できないサイトやサービスを利用できる
VPNは海外に設置されている専用の中継サーバーを経由して通信を行います。
この仕組みによって、海外からのアクセスできないサイトやサービスを利用可能になるメリットがあります。
海外からのアクセスを制限することを、地域制限（ジオブロック）と言います。
毎月の利用料金が発生する
VPNの利用には毎月一定の料金が発生するため、Apple Musicを安く利用する目的で導入した場合VPNの料金とApple Musicの料金の差額がお得になる金額となります。
したがって、少しでも安くApple Musicを使おうと考えた場合、コストパフォーマンスに優れたVPNを選択する必要があります。
トルコのApple IDを利用する
| メリット | デメリット |
|---|---|
金銭的負担が一切ない
トルコのApple IDを用いてApple Musicを安くする手法は一切料金がかからないメリットがあります。
VPNと違い金銭的な負担がないため、日本の料金と比較して安くなった分だけそのままお得にApple Musicを使うことができます。
手間と労力がかかる
トルコのApple IDを取得するには非常に手間がかかり、最悪の場合途中で挫折してしまう可能性があります。
一方でVPNは毎月の利用料金が発生するものの、契約には手間がかからず、Apple Musicを安く使う以外にも多くのメリットがあります。
したがって、Apple Musicを安く使う方法としてはVPNの利用をおすすめします。
Apple Musicにしか使えない手法
トルコのApple IDを使ってApple Musicを安く使う手法は他のサブスクには利用できません。
一方、VPNはYouTubeプレミアムやMicrosoft365など、海外料金でお得に利用できるサブスクにも通用するため、トータルで見た場合非常にお得です。
VPNを使ってApple Musicを安く契約する手順
VPNを契約する
「Apple Music契約時におすすめのVPN」を参考に、自分に合ったVPNサービスを契約します。
VPN接続アプリをダウンロードする
各VPNサービスが提供しているVPN接続ソフトをダウンロードします。
続いて、VPNの中継サーバーへ繋げる必要がありますが、各アプリの検索機能を使い「Turkey」と検索すればトルコに設置されたVPN中継サーバーが見つかります。
複数のサーバーが表示されることがありますが、トルコのサーバーであればどれに接続しても問題はありません。
Apple Musicアプリを起動する
トルコのVPN中継サーバーに接続している状態で、Apple Musicアプリを起動します。
契約を行う画面で日本円ではなくトルコリラで料金が表示されていれば、Apple Musicを安く契約することができます。
もし、日本円で表示されてしまう場合は、別の国のVPN中継サーバーに接続されている可能性があるので、確認して下さい。
Apple Music契約時におすすめのVPN
NordVPN
| 月額料金 | 1カ月プラン：1,960円/月 12ヵ月プラン：690円/月 24カ月プラン：460円/月 ※スタンダードプランの場合 |
| サーバー数 | 5,600台以上(60ヵ国以上) |
| 暗号化アルゴリズム | AES-256bit |
| 同時接続台数 | 6台（1つのアカウント） |
| ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
| 対応OS | Windows、MacOS、Linux、Android、iOS |
| 運営企業 | NordVPN s.a. |
NordVPNはパナマに本拠地を置く海外VPNサービスで、2012年よりサービスを開始し、業界の中でも老舗に位置します。
全世界60ヵ国以上に6,000台を超える高速なVPN中継サーバーが設置されているため、1,500万以上のユーザーを抱えるNordVPNであっても混雑せずに安定した通信環境を実現しています。
NordVPNの中継サーバーはトルコが含まれているため、Apple Musicを日本の料金よりお得に契約する目的として利用可能です。
また、NordVPNはサーバー数や通信速度だけではなく、セキュリティ面に関しても政府機関や軍事利用もされる堅牢な暗号化技術である「AES-256」を採用し非常に高水準です。
NordVPNが提供する通信網が高品質である理由として、他社にはない独自の通信プロトコルである「NordLynx（ノードリンクス）」を採用していることが挙げられます。
くわえて、「ノーログポリシー」「30日間返金保証」「同時接続台数6台」と、VPNとして最低限備えて欲しいサービスを提供しており、初めてVPNを導入する方はもちろん、使い慣れている方まで幅広い層におすすめのVPNサービスです。
全体的に隙がなく高品質なサービスを提供するNordVPNの唯一の欠点は、サポート対応など一部の機能が完全に日本語に対応しておらず、翻訳に頼る必要がある点です。
＼30日間全額返金保証付き！／
MillenVPN
| 月額料金 | 2年プラン：396円/月 1年プラン：594円/月 1カ月プラン：1,738円/月 |
| サーバ数 | 1,300台以上（72ヶ国） |
| 暗号化アルゴリズム | AES-256-CBC |
| 同時接続台数 | 10台 |
| ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
| 対応OS | Windows/MacOS/Android/iOS |
| 返金保証 | 30日間 |
| 運営企業 | アズポケット株式会社 |
MillenVPNはさまざまなインターネット関連事業を展開している日本企業「アズポケット株式会社」が運営する純国産VPNです。
有名なVPNの多くは海外企業が運営している中、日本企業が運営しているのはまだまだ珍しいと言えます。
VPNはセキュリティや匿名性を確保する手段として非常に有効ですが、前述の通りVPNは海外企業が運営していることが一般的なため、英語が苦手な人や国産以外信用できない人にとって利用し難いです。
その点、日本企業が運営するMillenVPNは、「公式ホームページ」「サポート対応」「VPN接続アプリ」など全てが完全日本語対応であるため、初めてVPNに触れる方にとっても非常に親しみやすくとっつきやすいVPNサービスと言えます。
MillenVPNは料金、通信速度など肝心のVPNサービスとしてのサービス・スペック面も優秀で、特に料金に関しては単月はやや割高なものの、長期契約を行うことでわずか396円/月と低料金で利用できます。
サブスクを安く契約するためにVPNを導入する際には、いかに毎月のVPNの料金を抑えるのかも重要な要素です。
その点、コストパフォーマンスに優れるMillenVPNであれば、よりお得にApple Musicを利用可能です。
総じて、欠点らしい欠点もない優秀なVPNサービスであるため、VPN初心者は迷ったらMillenVPNを選択すればまず間違いないでしょう。
ExpressVPN
| 月額料金 | 1カ月プラン：$12.95/月 6カ月プラン：$9.99/月 12カ月プラン：$6.67/月 |
| サーバ数 | 3,000台以上(94ヶ国60都市) |
| 暗号化アルゴリズム | AES-256bit |
| 同時接続台数 | 5台 |
| ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
| 返金保証 | 30日間 |
| サポート | メール・チャット |
| 運営企業 | Express VPN International Ltd |
ExpressVPNは英国領ヴァージン諸島に本拠地を置く、海外のVPNサービスです。
2009年より運営を続け、海外のVPNサービスとしてはNordVPNと同じくらい有名かつ人気があり、全世界で400万人を超えるユーザーを獲得しています。
ExpressVPNの最大の特徴は、Lightwayプロトコルにより「Express」の名前が表すように、非常に快適で高速な通信速度を誇る点です。
Apple Musicのようなストリーミングサービスは通信速度が重要となりますが、ExpressVPNであれば音楽を視聴している際に途切れてストレスを抱える心配はありません。
気になるセキュリティ面に関しては、ノーログポリシーを始め、VPN接続が停止した際に自動的にインターネット通信を切断するキルスイッチやAES-256による通信の暗号化を備えているため、安心して利用可能です。
他のVPNサービスと比較すると、短期間・長期間ともに料金がやや割高なのがネックですが、多少高くても良いものを使いたいと考える方に特におすすめのVPNサービスと言えます。
なお、デバイスの最大接続台数が5台とやや少ないため、会社や家族など大勢で使うには適していない点も注意が必要です。
VPNを使ってApple Musicを安く契約する時の注意点
トルコの料金は為替相場の影響を受ける
Apple Musicの月額料金は、日本円なら料金の改定がない限り1,080円固定ですが、海外経由で契約する場合は為替相場によって支払額が変動します。
例えば、1ドル150円の時に15ドルの料金で契約すると支払う金額は2,250円になりますが、1ドル100円の場合は1,500円となり同じ15ドルの支払いでも、750円の差が出てしまいます。
したがって、相場次第では日本より安く利用できている国でも料金が逆転する場合もあります。
VPNの利用料金を考慮する
VPNを利用してApple Musicを安く使いたい場合、契約するVPNの料金に注意しましょう。
具体的には、Apple Musicの料金を500円浮かせたとして、VPNの料金に2,000円、3,000円とかけていては本末転倒です。
ただし、VPNにはセキュリティを高めたり、地域制限を解除したりするなど、Apple Musicを安く利用する以外にも多くのメリットがあるため、全体として納得のいく運用をすれば問題はありません。
Apple Musicを安く契約する際のよくある質問
Apple Musicと無料版の違いは？
Apple Musicには無料プランは存在せず、利用するには何かしらの有料プランに加入する必要があります。
ただし、初めてApple Musicを利用する新規ユーザーは1カ月の無料トライアル期間が与えられます。
| プラン名 | 月額料金 |
|---|---|
| 個人プラン | 1,080円 |
| ファミリープラン | 1,680円 |
| 学生プラン | 580円 |
Apple Musicの無料版（トライアル期間）は、有料版と利用できる機能に制限や違いは一切ないため、純粋に試用が可能です。
Apple Musicの料金が一番安い国はどこ？
Apple Musicの料金が一番安い国は「トルコ」です。
日本の料金と比較すると、約980円お得に利用できるため、年間11,760円も節約できてしまいます。
| 日本 | インド | 中国 | トルコ |
|---|---|---|---|
| 1,080円 | 約175円（99ルピー） | 約205円（10元） | 約96円（19.99トルコリラ） |
ただし、インドのApple Musicでは日本で発行されたクレジットカードが利用できないため、お得に利用するにはハードルが高めになります。
Apple Musicの月額料金が改定されたり、為替相場によっては他の国の方が安くなるケースが十分に考えられますので、契約する際は事前に確認を行いましょう。
VPNの利用が違法になる可能性はある？
一般的に日本や欧米諸国において、VPNの利用自体は合法であり、主にセキュリティ強化やプライバシー保護目的での利用が広まっています。
ただし、以下に該当する場合は違法もしくは規則に抵触する恐れがあります。
- 特定のサービスやウェブサイトの利用規約においてVPN経由の接続を禁止している
- 国や地域で定められた法律・規則においてVPNの利用を禁止・制限している
- 不正アクセスやハッキング、ファイル共有などの違法行為にVPNを用いている
VPNを利用する場合は上記内容に注意し、知らず知らずのうちに違法行為を行ってしまうことがないようにしましょう。
無料のVPNを利用しても問題ない？
無料のVPNは利用料金が一切かからないメリットがあるものの、セキュリティが不十分であったり、通信速度が遅かったりと有料のVPNと比較するとリスクや制限があるため利用はおすすめできません。
まず、無料VPNのセキュリティ面に関しては、通信を暗号化していない、ノーログポリシーではないなど安全性や匿名性が確保できずVPNの利点がほぼありません。
また、通信速度に関しても有料VPNと比較すると不安定かつ遅いため、ストリーミングサービスの利用に向いていないどころか、ウェブサイトを満足に閲覧できない場合があります。
さらに、無料VPNは選択できるVPN中継サーバーがごくわずかに限られるため、地域制限の解除目的に利用できず、混雑回避のために別のサーバーを選ぶこともできません。
Apple Music以外にVPNを利用するメリットは？
VPNを導入する目的として最も多いのは、セキュリティの強化や匿名性の確保です。
したがって、Apple Musicを安く契約しながら、匿名性が高く安全なインターネット通信を行うことが可能になります。
さらに、Apple Musicのみならず、YouTubeプレミアムやSpotifyプレミアムといった海外でも提供されているサブスクを契約する際に、今回のケースと同様に安く契約できるメリットもあります。
また、VPNを使い海外サーバーを経由することで、通常ではジオブロック（地域制限）がかかっているサイトやサービスを閲覧・利用することが可能です。
Apple Musicを安く契約する裏技まとめ
- Apple MusicはVPNを使い海外サーバーを経由することで安く契約できる
- 海外のApple Musicの支払いには日本で発行されたクレジットカードが利用できない場合がある
- 海外のApple Musicの料金は為替相場に左右される
- VPNは通常のインターネット利用時の安全性・匿名性を確保する手段としても優秀
本記事では、Apple Musicを安く契約する方法や手順について紹介・解説しました。
Apple Musicは日本の料金より、海外の料金の方が圧倒的に安く契約できる場合が多く、本文で紹介したようにトルコの場合は100円前後の低料金で利用できてしまいます。
日本の料金との差額は900円以上となり、仮に1年間利用したとすると10,000円ほどの大きな差が出てきます。
海外から安くApple Musicを使うためにはVPNの契約が必要となり、利用するにも一定の料金が発生しますが、それを差し引いてもプラスになるほど海外料金はお得です。
また、VPNを導入しセキュリティを高めることで不正アクセスやハッキング、フィッシングサイトなどから身を守ることになり、間接的に大切な財産を守ることにも繋がります。
日常的にインターネットを利用することが当たり前になっている現在では、VPNを導入して損をすることはありません。
ぜひ本記事を参考に自身に合ったVPNを見つけ、快適なインターネットライフを過ごしてください。
