Microsoft365は便利だけどもう少し安く使いたい
VPNを使えば安く契約できるって聞いたけどどうやるの?
本記事ではMicrosoft365を安く契約する裏技に関する以下の内容について詳しく解説しています。
少しでもMicrosoft365を安く、お得に使いたいと考えている方はぜひ参考にして下さい。
人気No.1!おすすめはNordVPN
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この記事の目次
Microsoft365を安く利用する方法
VPNを利用する
結論からいえば、VPN(Virtual Private Network)を利用することで、Microsoft365を安く契約することができます。
VPNとは、中継サーバーを経由することで仮想の通信回線を作り、暗号化されプライバシーが保護された通信を行うことが可能になる技術です。
一般的に、通信のセキュリティを高め、安全なインターネットを利用する場合や、国外からのアクセスを禁じているサイトやサービスに接続したりする目的で用いられます。
VPNを使うことにより、日本のMicrosoft365より安く提供している国の料金で契約することが可能になります。
本記事では、Microsoft365を年間8,000~9,000円程度の格安料金で利用できるインドを推奨しています。
プロキシサーバーを利用する
Microsoft365を安く使うためには、日本ではなく海外の料金で契約することが必須条件です。
したがって、日本国内在住の場合は、前述のVPN同様に海外に設置されているサーバー経由で契約を行う必要があります。
海外に設置されたプロキシサーバーを使えば、日本にいながら安い海外料金でMicrosoft365の契約を行うことが可能ですが、安全性に欠けるためおすすめはできません。
Microsoft365を安く使うなら、手間もかからず安価なVPNの利用をおすすめします。
VPNを使ってMicrosoft365を安く契約する手順
VPNを契約する
「Microsoft365契約時におすすめのVPN」を参考に、自分に合ったVPNサービスを契約します。
VPN接続アプリをダウンロードする
各VPNサービスが提供しているVPN接続ソフトをダウンロードします。
続いて、VPNの中継サーバーへ繋げる必要がありますが、各アプリの検索機能を使い「india」と検索すればインドに設置されたVPN中継サーバーが見つかります。
複数のサーバーが表示されることがありますが、インドのサーバーであればどれに接続しても問題はありません。
Microsoft365公式サイトへアクセスする
インドに設置されているVPN中継サーバーに接続している状態で、Microsoft365の公式サイトへアクセスします。
契約を行う画面で日本円ではなくインドの通貨(ルピー)で料金が表示されていれば、正常にインドからの接続状態であり、Microsoft365をインドの料金にて日本より安く契約することができます。
もし、日本のサイトが表示されてしまう場合は、別の国のVPN中継サーバーに接続されている可能性があるので、確認して下さい。
クレジットカードの種類によってはインドのMicrosoft365の支払いに使えない場合があります。その場合は「ブラジル」や「インドネシア」などインドの次に安い国を選択してみてください。
Microsoft365契約時におすすめのVPN4選
NordVPN
月額料金 | 1カ月プラン:2,110円/月 12ヵ月プラン:800円/月 24カ月プラン:580円/月 ※スタンダードプランの場合 |
サーバー数 | 6,400台以上(111ヵ国以上) |
暗号化アルゴリズム | AES-256bit |
同時接続台数 | 6台(1つのアカウント) |
ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
対応OS | Windows、MacOS、Linux、Android、iOS |
運営企業 | NordVPN s.a. |
NordVPNはパナマに本拠地を置く海外VPNサービスで、2012年よりサービスを開始し、業界の中でも老舗に位置します。
全世界111ヵ国以上に6,000台を超える高速なVPN中継サーバーが設置されているため、1,500万以上のユーザーを抱えるNordVPNであっても混雑せずに安定した通信環境を実現しています。
Microsoft365は使い方によっては頻繁にデータをやり取りする場合もあるため、安定した通信環境を提供するNordVPNは真っ先に候補に挙がります。
また、NordVPNはサーバー数や通信速度だけではなく、セキュリティ面に関しても政府機関や軍事利用もされる堅牢な暗号化技術である「AES-256」を採用し非常に高水準です。
NordVPNが提供する通信網が高品質である理由として、他社にはない独自の通信プロトコルである「NordLynx(ノードリンクス)」を採用していることが挙げられます。
くわえて、「ノーログポリシー」「30日間返金保証」「同時接続台数6台」と、VPNとして最低限備えて欲しいサービスを提供しており、初めてVPNを導入する方はもちろん、使い慣れている方まで幅広い層におすすめのVPNサービスです。
全体的に隙がなく高品質なサービスを提供するNordVPNの唯一の欠点は、サポート対応など一部の機能が完全に日本語に対応しておらず、翻訳に頼る必要がある点です。
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Surfshark
月額料金 | 1カ月プラン:2,308円/月 12カ月プラン:478円/月 24カ月プラン:308円/月 ※Surfshark Oneの場合 |
サーバー数 | 3,200台以上(100ヵ国以上) |
暗号化アルゴリズム | AES-256 |
同時接続台数 | 無制限 |
ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
対応OS | Windows/macOS/iOS/Android/Linux |
サポート | メール・チャット |
運営企業 | Surfshark B.V.(拠点:オランダ) |
Surfsharkはオランダに本社を構えるVPNサービスです。軍事や企業で使用される最高水準の暗号化方式AES-256暗号化を採用しています。
「VPN Solution of the Year 2022」に表彰され、AV-TEST認証を取得するなど、その信頼性と効果において高い評価を受けています。
以下の特徴があります。
- セキュリティレベルが高い
- 接続台数が無制限
- 通信速度が速く安定している
- 中国でも利用可能
- 返金可能
ExpressVPN
月額料金 | 1カ月プラン:$12.95/月 6カ月プラン:$9.99/月 12カ月プラン:$6.67/月 |
サーバ数 | 3,000台以上(105ヶ国60都市) |
暗号化アルゴリズム | AES-256bit |
同時接続台数 | 5台 |
ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
返金保証 | 30日間 |
サポート | メール・チャット |
運営企業 | Express VPN International Ltd |
ExpressVPNは英国領ヴァージン諸島に本拠地を置く、海外のVPNサービスです。
2009年より運営を続け、海外のVPNサービスとしてはNordVPNと同じくらい有名かつ人気があり、全世界で400万人を超えるユーザーを獲得しています。
ExpressVPNの最大の特徴は、Lightwayプロトコルにより「Express」の名前が表すように、非常に快適で高速な通信速度を誇る点です。
Microsoft365の各種デスクトップアプリはやや容量が大きく、使用する回線によっては全てダウンロードするまでに時間を要します。
その点、通信速度に優れるExpressVPNであれば、ダウンロードにかける時間を削減し、作業時間にあてることができます。
気になるセキュリティ面に関しては、ノーログポリシーを始め、VPN接続が停止した際に自動的にインターネット通信を切断するキルスイッチやAES-256による通信の暗号化を備えているため、安心して利用可能です。
他のVPNサービスと比較すると、短期間・長期間ともに料金がやや割高なのがネックですが、多少高くても良いものを使いたいと考える方に特におすすめのVPNサービスと言えます。
なお、デバイスの最大接続台数が5台とやや少ないため、会社や家族など大勢で使うには適していない点も注意が必要です。
MillenVPN
月額料金 | 2年プラン:396円/月 1年プラン:594円/月 1カ月プラン:1,738円/月 |
サーバ数 | 1,300台以上(72ヶ国) |
暗号化アルゴリズム | AES-256-CBC |
同時接続台数 | 10台 |
ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
対応OS | Windows/MacOS/Android/iOS |
返金保証 | 30日間 |
運営企業 | アズポケット株式会社 |
MillenVPNはさまざまなインターネット関連事業を展開している日本企業「アズポケット株式会社」が運営する純国産VPNです。
有名なVPNの多くは海外企業が運営している中、日本企業が運営しているのはまだまだ珍しいと言えます。
VPNはセキュリティや匿名性を確保する手段として非常に有効ですが、前述の通りVPNは海外企業が運営していることが一般的なため、英語が苦手な人や国産以外信用できない人にとって利用し難いです。
その点、日本企業が運営するMillenVPNは、「公式ホームページ」「サポート対応」「VPN接続アプリ」など全てが完全日本語対応であるため、初めてVPNに触れる方にとっても非常に親しみやすくとっつきやすいVPNサービスと言えます。
Microsoft365も含めて、作業環境を日本語で統一したい方、英語のサポート対応に無駄な時間を割きたくない方にピッタリなVPNサービスと言えるでしょう。
MillenVPNは料金、通信速度など肝心のVPNサービスとしてのサービス・スペック面も優秀で、特に料金に関しては単月はやや割高なものの、長期契約を行うことでわずか396円/月と低料金で利用できます。
総じて、欠点らしい欠点もない優秀なVPNサービスであるため、VPN初心者は迷ったらMillenVPNを選択すればまず間違いないでしょう。
VPNを使ってMicrosoft365を安く契約する時の注意点
インドのMicrosoft365は年額払いのみ
本記事で解説したように、インドのMicrosoft365は年間8,000~9,000円と日本料金と比べると格安で利用できます。
ただし、日本のように月払いができず、年額払いのみとなります。
したがって、短期間だけ使いたいという方にとっては、割高となってしまう可能性があります。
為替相場の影響を受ける
Microsoft365の月額料金は、日本円なら料金の改定がない限り年間14,900円で利用できますが、海外経由で契約する場合は為替相場によって支払額が変動します。
例えば、インドのMicrosoft365は年間4,899ルピーで提供されており、1ルピー1円の場合4,899円で利用できますが、1ルピー1.5円になった場合7,348円と2,449円もの差が出てきます。
したがって、相場次第では日本より安く利用できている国でも料金が逆転する場合もあるため、契約時の相場には注意が必要です。
無料のVPNは利用しない
無料のVPNは利用料金が一切かからないメリットがあるものの、セキュリティが不十分であったり、通信速度が遅かったりと有料のVPNと比較するとリスクや制限があるため利用はおすすめできません。
まず、無料VPNのセキュリティ面に関しては、通信を暗号化していない、ノーログポリシーではないなど安全性や匿名性が確保できずVPNの利点がほぼありません。
また、通信速度に関しても有料VPNと比較すると不安定かつ遅いため、ストリーミングサービスの利用に向いていないどころか、ウェブサイトを満足に閲覧できない場合があります。
さらに、無料VPNは選択できるVPN中継サーバーがごくわずかに限られるため、地域制限の解除目的に利用できず、混雑回避のために別のサーバーを選ぶこともできません。
Microsoft365を安く契約する際のよくある質問
Microsoft365と無料版の違いは?
Microsoft365の有料プランと永年無料で使える無料版には以下の違いがあります。
なお、新規限定で有料プランを1カ月間無料で使えるトライアル期間においては、違いや機能制限は一切ありません。
デスクトップアプリが使えない
無料のMicrosoft365はデスクトップアプリが利用できず、Webアプリに限定されます。
当然ながらオフラインでの利用が一切できず、後述の機能制限もあるため、本格的な作業を行いたい方には向いていません。
一部の機能に制限がある
無料のMicrosoft365はデスクトップアプリが利用できない以外に、主に以下の機能制限があります。
- マクロが実行できない
- 外部連携、接続ができない
- オブジェクトが追加できない
したがって、簡単な事務作業ではなく、本格的な業務に利用するなら無料版では要件を満たさないでしょう。
上記機能を使いたい方は、VPNを用いてインド経由でMicrosoft365を安くお得に契約しましょう。
Microsoft365の料金が一番安い国はどこ?
Microsoft365の料金が一番安い国は「インド」です。
日本 | インド | 差額 |
---|---|---|
14,900円(Personal)/年 | 約8,670円(4,899ルピー)/年 | 6,230円/年 |
インドの料金の場合、1カ月あたり約722円と格安で利用でき、年間で6,230円もの差が出ます。
月100円~200円程度のサブスクとは違い、かなり大きな差が出てくるため、Microsoft365を安く利用するためだけにVPNを契約したとしても十分に元が取れる金額です。
VPNの利用が違法になる可能性はある?
一般的に日本や欧米諸国において、VPNの利用自体は合法であり、主にセキュリティ強化やプライバシー保護目的での利用が広まっています。
ただし、以下に該当する場合は違法もしくは規則に抵触する恐れがあります。
- 特定のサービスやウェブサイトの利用規約においてVPN経由の接続を禁止している
- 国や地域で定められた法律・規則においてVPNの利用を禁止・制限している
- 不正アクセスやハッキング、ファイル共有などの違法行為にVPNを用いている
- 著作権侵害となる違法ダウンロード
VPNを利用する場合は上記内容に注意し、知らず知らずのうちに違法行為を行ってしまうことがないようにしましょう。
無料のVPNを利用しても問題ない?
無料のVPNは利用料金が一切かからないメリットがあるものの、セキュリティが不十分であったり、通信速度が遅かったりと有料のVPNと比較するとリスクや制限があるため利用はおすすめできません。
まず、無料VPNのセキュリティ面に関しては、通信を暗号化していない、ノーログポリシーではないなど安全性や匿名性が確保できず機密情報を扱う可能性が高いMicrosoft365との相性は良くありません。
また、通信速度に関しても有料VPNと比較すると不安定かつ遅いため、ストリーミングサービスの利用に向いていないどころか、ウェブサイトを満足に閲覧できない場合があります。
さらに、無料VPNは選択できるVPN中継サーバーがごくわずかに限られるため、地域制限の解除目的に利用できず、混雑回避のために別のサーバーを選ぶこともできません。
Microsoft365以外にVPNを利用するメリットは?
VPNを導入する目的として最も多いのは、セキュリティの強化や匿名性の確保です。
したがって、Microsoft365を安く契約しながら、匿名性が高く安全なインターネット通信を行うことが可能になります。
さらに、Microsoft365のみならず、YouTubeプレミアムやSpotifyプレミアム、Apple Musicといった海外でも提供されているサブスクを契約する際に、今回のケースと同様に安く契約できるメリットもあります。
また、VPNを使い海外サーバーを経由することで、通常ではジオブロック(地域制限)がかかっているサイトやサービスを閲覧・利用することが可能です。
Microsoft365を安く契約する裏技まとめ
- Microsoft365はVPNを使い海外サーバーを経由することで安く契約できる
- 海外のMicrosoft365の料金は為替相場に左右される
- VPNは通常のインターネット利用時の安全性・匿名性を確保する手段としても優秀
本記事では、Microsoft365を安く契約する方法や手順について紹介・解説しました。
Microsoft365はExcelやWordなど、事務作業を行う上で欠かせないオフィスソフトですが、安価で利用できない点がネックとなっており、渋々サードパーティの廉価品を使う人も少なくありません。
そこで、VPNを利用して海外料金で契約することにより、年間1万円を超える高額な日本料金ではなく安くお得にMicrosoft365を利用することが可能になります。
また、VPNによって行われる通信は暗号化され安全なインターネット通信を行えるようになるため、Microsoft365をはじめとするサブスクを安く契約する以外にもメリットがあります。
ぜひ本記事を参考に、自分に合った最適なVPNを見つけて、快適なインターネットライフを過ごして下さい。