本記事は、主に以下の悩みや疑問を抱えている方へ向けて書かれています。
- そもそもVPNって何なの?
- スイス旅行をする予定だけど現地で使えるおすすめのVPNを知りたい
- スイスでVPNを使うメリットってあるの?
- お得に利用できるVPNを知りたい
また、スイスでVPNを使うための手順や注意点、よくある質問も掲載していますので、ぜひ参考にして下さい。
人気No.1!おすすめはNordVPN
世界に6,400台以上ある専用サーバーで、
どこでもいつでも最速クラスの通信速度を実現
【 無料で30日間試してみる 】
※ 30日間の返金保証あり
この記事の目次
スイスで日本のサイトや動画配信サービスを利用するのにVPNが必要
スイスなど、海外在住時にインターネットを利用する場合はVPNを利用を強く推奨します。
VPNの利用を推奨する主な理由は以下の3点です。
- 個人情報の漏えいによるプライバシーの侵害を防げる
- 地域制限を回避してスイス以外の国のサービスが利用できる
- オンライン上の追跡を困難にできる
そもそもVPNとは何か?
スイスでVPNを使った方が良い理由の前に、そもそもVPNとは何かを解説します。
VPN(Virtual Private Network)とは、インターネット上での通信を暗号化し、プライバシーとセキュリティを確保するための技術です。
VPNは、ネットワークに接続するユーザーのデバイスとVPNの中継サーバーの間に安全な「仮想のトンネル」を作り、データが送受信される際に第三者による監視やアクセスを防ぎます。
個人情報の漏えいやプライバシーの侵害を防ぐため
スイスに限らず、インターネットを利用する際のセキュリティリスクはどこにでも存在します。
特に、旅行先で利用することが多いと予想される公共のWi-Fiは通信内容が暗号化されていないことが多く、無策で利用するのは個人情報の漏えいのリスクが非常に高いです。
例えばスイス滞在中にインターネット上で買い物をしたとすると、支払いはほぼクレジットカードを利用することになると思いますが、暗号化されていない通信上で行うと、カードの番号が盗聴され、不正利用される恐れがあります。
そこでVPNを利用することで、インターネット接続が暗号化され、第三者による不正アクセスによるリスクを大幅に軽減し、個人情報の漏えいやプライバシーの侵害を防ぐことができます。
地域制限を回避してスイス以外の国のサービスを利用するため
日本の動画配信サービスやオンラインショップは、多くの場合、著作権や契約上の問題から、日本国内からのアクセスに限定されています。
したがって、VPNを契約していない状態でスイスに渡ってしまうと、日本で契約したAmazonプライムやHulu、Netflixなどの動画サービスや一部のオンラインショップを利用できません。
そこで、VPNを利用して日本に設置されているVPNサーバーへ接続することで地域制限を回避し、スイスにいながらにしてあたかも日本にいるかのように各サービスにアクセス、利用することが可能になります。
オンライン上の追跡を困難にできる
近年ではサイバー犯罪による被害が増えており、インターネット上でのプライバシー保護は、ますます重要な課題になっていると言えるでしょう。
例えば、一部の広告業者やハッカーなどのサイバー犯罪者は、ユーザーのオンライン上の行動を追跡し、住所や氏名、メールアドレス等の個人情報を収集を行っています。
そこで、VPNを利用することで、あなたの本来のIPアドレスが隠され、第三者によるオンライン上の追跡が困難となり、個人情報の漏えいを防ぐことが可能になります。
スイスで使えるVPNの選び方
スイスで使えるVPNを選ぶ際は、以下の点に注目してみましょう。
通信速度
スイスなど海外で利用するVPNを選ぶ際に、通信速度は非常に重要な要素のひとつです。
VPNを利用した通信データは、仮想のトンネルを介すことで暗号化され、リモートサーバーを経由するため、通信速度が低下することがあります。
しかし、高速な通信速度を提供するVPNサービスを選ぶことで、この影響を最小限に抑えることができます。
特に動画配信サービス(ストリーミングサービス)やオンラインゲームを利用する場合、通信速度の低下はストレスになるため、高速で安定した通信を提供するVPNを選びましょう。
サーバー数
続いて、世界各国に設置されているサーバー数も重要な要素です。
VPNはサーバー数が多いほど、ユーザーはピーク時の混雑を避け、より安定した接続を確保することができます。
また、異なる地域のサーバーに接続することで、地域制限(ジオブロック)を回避し、世界中のコンテンツにアクセスすることが可能になります。
例えば、スイスにいながら日本のAmazonプライムを利用したい場合、日本に設置されているVPNサーバーを経由することで、動画の視聴が可能です。
スイスで使えるVPNを選ぶ場合、スイス国内だけでなく、自分が利用したいサービスを提供している国サーバーがあるかどうかを確認しましょう。
セキュリティレベル
どれくらい強いセキュリティを提供しているかについても、VPNを選ぶ際の大きな決め手のひとつです。
多くの有料VPNは非常に強力な暗号化技術AES-256を採用しており、第三者からのデータの盗難や不正アクセスから守ることができます。
また、ノーログポリシー(ユーザーのオンライン上の活動を監視しない方針)を採用しているVPNを選ぶことで、プライバシーをより一層保護でき、スイスなど海外でも安心してインターネットが利用可能です。
料金
VPNに限らず、何かしらのサービスを契約する時は料金を重視する人は少なくありません。
昨今では、VPNは非常に多くの企業がサービスを提供しており、料金プランもさまざまです。
一切料金がかからない無料のVPNも存在しますが、スイスで使う目的としては、セキュリティが弱く、通信速度も遅いため選択肢には入りません。
VPNは多くの場合、単月プランより長期契約を行うことで大幅な割引を受けられるため、自分の利用頻度や予算に合わせて最適なプランを選びましょう。
使用が許可されているか
VPNサービスは、一部の国やネットワークで使用が制限されている場合があります。
スイスではVPNの使用は合法ですが、利用するVPNサービスがスイスでの使用を許可しているかどうかを確認することが重要です。
また、地域制限を回避して利用しようとしているサイトやサービスがVPNをIPアドレス単位でブロックしている場合もあるため、こちらも事前の確認が必要になります。
サポート体制
最後に、スイスでVPNを選ぶ要素として、サポート体制が充実しているかも重要なポイントです。
技術的な問題が発生した場合や、設定に関する質問がある場合、迅速かつ丁寧に対応してくれるサポート体制が整っているVPNサービスを選ぶと安心です。
また、カスタマーサポートが24時間対応しているかや、日本語を含む、複数の言語に対応しているかどうかも確認しておきましょう。
公式ホームページのヘルプが使いやすく充実しているとなお良いです。
スイスでVPNを使うメリット
スイスでVPNを使うメリットは主に以下の2点です。
海外のコンテンツへアクセスできる
VPNを利用することで、スイスにいながら日本など海外の動画配信サービスやウェブサイトにアクセスし、各コンテンツを楽しむことができます。
例えば、日本のAmazonプライムやNetflix、Huluなどの地域制限(ジオブロック)がかかったサービスも、VPNの中継サーバーを介してIPアドレスを隠すことで視聴可能です。
ただし、サービスによってはVPNの中継サーバーのIPアドレスがブロックされているなど、確実に地域制限を回避できるわけではない点に注意が必要です。
セキュリティの向上
VPNを使うことでインターネット上の通信内容が暗号化され、例え第三者にデータを傍受されたとしても解析されることがないため、個人情報の漏えいを防ぐことができます。
スイスで利用できる公共のWi-Fiは日本と同様に暗号化されていないことが考えられるため、VPNを使いセキュリティ対策を行うことで安全に接続可能です。
また、フリーWi-Fiはデバイスのマルウェアやウイルス感染のリスクがありますが、VPNを導入することで未然に防ぐことができます。
スイスで使えるおすすめVPN3選
スイスで使えるVPNは数多く存在しますが、特におすすめなのは以下の3つのVPNサービスです。
NordVPN
月額料金 | 1カ月プラン:2,110円/月 12ヵ月プラン:800円/月 24カ月プラン:580円/月 ※スタンダードプランの場合 |
サーバー数 | 6,400台以上(111ヵ国以上) |
暗号化アルゴリズム | AES-256bit |
同時接続台数 | 6台(1つのアカウント) |
ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
対応OS | Windows、MacOS、Linux、Android、iOS |
運営企業 | NordVPN s.a. |
NordVPNはパナマに本拠地を置く海外VPNサービスで、2012年よりサービスを開始し、業界の中でも老舗に位置します。
全世界111ヵ国以上に6,000台を超える高速なVPN中継サーバーが設置されているため、1,500万以上のユーザーを抱えるNordVPNであっても混雑せずに安定した通信環境を実現しています。
また、NordVPNはサーバー数や通信速度だけではなく、セキュリティ面に関しても政府機関や軍事利用もされる堅牢な暗号化技術である「AES-256」を採用し非常に高水準です。
NordVPNが提供する通信網が高品質である理由として、他社にはない独自の通信プロトコルである「NordLynx(ノードリンクス)」を採用していることが挙げられます。
くわえて、「ノーログポリシー」「30日間返金保証」「同時接続台数6台」と、VPNとして最低限備えて欲しいサービスを提供しており、初めてVPNを導入する方はもちろん、使い慣れている方まで幅広い層におすすめのVPNサービスです。
\30日間全額返金保証付き!/
ExpressVPN
月額料金 | 1カ月プラン:$12.95/月 6カ月プラン:$9.99/月 12カ月プラン:$6.67/月 |
サーバ数 | 3,000台以上(105ヶ国60都市) |
暗号化アルゴリズム | AES-256bit |
同時接続台数 | 5台 |
ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
返金保証 | 30日間 |
サポート | メール・チャット |
運営企業 | Express VPN International Ltd |
ExpressVPNは英国領ヴァージン諸島に本拠地を置く、海外のVPNサービスです。
2009年より運営を続け、海外のVPNサービスとしてはNordVPNと同じくらい有名かつ人気があり、全世界で400万人を超えるユーザーを獲得しています。
ExpressVPNの最大の特徴は、Lightwayプロトコルにより「Express」の名前が表すように、非常に快適で高速な通信速度を誇る点です。
気になるセキュリティ面に関しては、ノーログポリシーを始め、VPN接続が停止した際に自動的にインターネット通信を切断するキルスイッチやAES-256による通信の暗号化を備えているため、安心して利用可能です。
他のVPNサービスと比較すると、短期間・長期間ともに料金がやや割高で、接続台数が5台という点がネックですが、多少高くても良いものを使いたいと考える方に特におすすめのVPNサービスと言えます。
Surfshark
月額料金 | 1カ月プラン:2,308円/月 12カ月プラン:478円/月 24カ月プラン:308円/月 ※Surfshark Oneの場合 |
サーバー数 | 3,200台以上(100ヵ国以上) |
暗号化アルゴリズム | AES-256 |
同時接続台数 | 無制限 |
ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
対応OS | Windows/macOS/iOS/Android/Linux |
サポート | メール・チャット |
運営企業 | Surfshark B.V.(拠点:オランダ) |
Surfsharkはオランダに本拠地を置く、海外のVPNサービスです。
サービス開始は2018年と海外VPNサービスの中でも後発組ですが、デバイスの接続台数が無制限のコストパフォーマンスの良さなどを好評で、徐々に人気が高まっています。
接続台数が無制限という点は、スイスに旅行に行くなど限定的な使い方をする方にとっては大したメリットにはなりませんが、会社や家族で複数台のデバイスを使う方には非常にありがたいです。
また、広告やマルウェアブロック機能なども備え、CanvaProを使う場面以外でも、通常のインターネット通信を快適に行える機能を多く備えています。
料金に関しても、2年プランで契約することで1カ月辺りわずか400円程度で利用可能で、デバイスの接続台数が無制限なのも相まって屈指のコストパフォーマンスの高さを有しています。
Surfsharkは6台を超える複数台のデバイスやゲーム機を使う方、コストパフォーマンスを気にする方に特におすすめのVPNサービスと言えます。
スイスでVPNを利用する手順・方法
スイスでVPNを利用する方法は、契約したVPNによって異なります。
一般的な手順は、以下のとおりです。
VPNサービスを契約する
「スイスで使えるおすすめVPN3選」を参考に、自分に合ったVPNサービスを契約します。
VPN接続アプリをダウンロードする
続いて、各VPNサービスが提供する専用の接続アプリをダウンロード、インストールします。
各社のVPN接続アプリは、パソコン向けのものは公式ホームページ、スマートフォン向けのものはGoogle PlayストアやAppleストアにてダウンロードが可能です。
目的に合ったサーバーへ接続する
その後、目的に合ったサーバーへ接続し、インターネットの利用を開始します。
例えば、日本のAmazonプライムを利用したい場合は、日本国内に設置してあるVPN中継サーバーを選択することで、地域制限(ジオブロック)を回避して、動画の視聴が可能になります。
VPN接続アプリの自動接続が有効になっていると、物理的に近い距離のサーバーへ接続される場合があるため注意が必要です。
スイスでVPNを利用する際の注意点
スイスでVPNを利用する際は、最低限以下の3点に注意しましょう。
無料のVPNは利用しない
無料VPNのすべてが悪いというわけではありませんが、有料VPNと比較すると「セキュリティ機能」「通信速度」「サーバー数」のどれをとっても見劣りします。
特にセキュリティ機能が劣っている点が致命的であり、安全性を確保しようとする目的でVPNを導入する場合、無料VPNではほぼ役に立ちません。
それどころか、無料VPNは最悪の場合、個人情報を抜き取ったりする悪質なものもあるため、スイスでVPNを利用する場合は必ず高いセキュリティ機能を備えている有料VPNを利用しましょう。
接続するサーバーに注意する
VPNを利用する際に、適切なサーバーを選択していないと通信速度が低下したり、切断されたりと不安定になる場合があります。
また、現在地と物理的に遠距離にあるサーバーを選択してしまうと、応答速度が低下し、ラグが発生する原因になります。
VPN接続を行っている時に、安定した通信をしたい場合は、接続するサーバーに注意してみましょう。
情報漏えいのリスクはゼロではない
VPNを利用することで、通信が暗号化され、セキュリティが向上しますが、情報漏えいのリスクを完全に排除することはできません。
例えば、VPNサービス自体がクラッキングの対象となった場合、顧客の個人情報が漏えいするリスクが発生します。
また、暗号化技術に関しても、100%解析されないという保証がないため、VPNを利用したとしても100%確実に個人情報が守られるというわけではことを留意して下さい。
スイスでVPNを利用する際によくある質問
- スイスでVPNを利用することは合法ですか?
- 無料VPNと有料VPNの違いは何ですか?
- VPNを使うとインターネットの通信速度が遅くなることはありますか?
- スイスにいながら日本の動画サービスは利用できますか?
スイスでVPNを利用する際によくある質問を掲載・回答します。
スイスでVPNを利用することは合法ですか?
スイスは日本国内と同様にVPNを利用することは合法です。
ただし、VPNを使って不正ファイルのダウンロードや誹謗中傷等の法律に抵触する行為をすると罰せられる可能性があります。
VPNはあくまで一般的な用途に使用するようにしましょう。
無料VPNと有料VPNの違いは何ですか?
無料VPNはコストがかからない一方で、接続速度が遅く、セキュリティやプライバシーが十分に保護されないことが多いです。
一方で、有料VPNは高速で安定した接続を提供し、セキュリティも強固です。
また、無料VPNは悪質なものだと個人情報を抜き取ろうとするものも存在するため、VPNを利用する場合は極力、有料VPNを選択しましょう。
VPNを使うとインターネットの通信速度が遅くなることはありますか?
VPNは中継サーバーを介したり、トンネリング技術を使い通信内容を暗号化するなど、通常の通信より複雑な経路をたどる仕組み上、わずかながら通信速度の低下は発生してしまいます。
ただし、VPNを用いることで発生する通信速度の低下は、一般的な利用方法においては気にならないレベルです。
気を付けなければならない点は、物理的に遠くの中継サーバーを利用する時です。
中継サーバーが遠いと、それだけ応答速度(Ping値)が遅くなり、ラグが発生する原因になります。
もし、VPN接続を行ったことことでラグが多発するようになったとしたら、物理的に遠距離に設置されている中継サーバーを選択している可能性があるため、一度設定の確認を行って下さい。
スイスにいながら日本の動画サービスは利用できますか?
VPNを利用することで、通常であれば地域制限(ジオブロック)によって国外からのアクセスができないサービスの利用が可能になります。
例えば、VPNを契約して日本に設置されている中継サーバーに接続することで、日本で契約したAmazonプライムやHulu、Netflixを視聴可能になります。
スイスで使えるVPNまとめ
本記事のまとめは以下のとおりです。
- VPNとは通信を暗号化して安心・安全にインターネット通信を行うための技術
- VPNを使うことで海外にいながら日本のサービスを利用できる
- VPNを選ぶ基準として「通信速度」「サーバー数」「料金」「サポート体制」などがある
- スイスでVPNを使うことは合法であり問題はない
- VPNを使ったからと言って100%個人情報の漏えいを防げるわけではない
スイスに在住している時に、公共のWi-Fiを安全に使いたいなら、導入の手軽さやコストの両面からVPNが非常におすすめです。
また、VPNを契約することで、安全な通信が行える以外にも、日本のサービスを利用することが可能となるメリットがあります。
ぜひ本記事を参考に、自分に合った最適なVPNを見つけ、海外でストレスがなく安全なインターネット環境を構築して下さい。