「海外でノマドする予定だけど、ネットワーク状況が不安…海外でVPNを使うと良いらしいけど、自分に合ったVPNはどれだろう?」
このように考えている方がいらっしゃるかと思います。
海外のフリーWiFiはセキュリティリスクがあるため、VPNを利用することをおすすめします。
VPNを検討する前に、VPNの選び方は把握しておきましょう。
この記事では、VPNを検討している方に向けてVPNが必須な理由やVPNの選び方、おすすめVPNについて詳しく説明します。
海外でも不自由なく仕事をしたい方は参考にしてください。
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この記事の目次
VPNとは?
VPNはインターネット回線を用いた仮想的なプライベートネットワークであり、「Virtual Private Network」の略称です。
公共のWiFiでは個人情報が盗まれたりデータが改ざんされるセキュリティリスクがありますが、VPNを利用すれば安心してデータを送受信できます。
またVPNを利用すると、アクセス制限されたウェブサイトへのアクセスが可能になります。
VPNは主に「トンネリング技術」「カプセル化」「暗号技術」で構成されています。
- トンネリング技術
IPsecやL2TP/IPsec、PPTPなどのプロトコルを使用し、安全な仮想回線を構築している - カプセル化
データを保護し、内容を外部に漏れないようにしている - 暗号化技術
データを無意味な文字列に置き換え、第三者による解読を防いでいる
VPNの利用により、通信内容の盗聴やデータ改ざんといったリスクを軽減できます。
VPNが海外ノマドで必須な理由
VPNが海外ノマドで必須な理由は以下のとおりです。
- 情報漏洩から守ってくれるから
- フリーWiFiを安全に使えるから
- 日本のサイトやサービスにアクセスできるから
- 航空券やホテルを安く購入できるから
- 決済時にデータを守れるから
情報漏洩から守ってくれるから
ウェブサイトの多くは暗号化されていますが、一部がSSL化されていないサイトもありフィッシングサイトなどのリスクがあります。
VPNは通信内容を暗号化し、外出先でも安全に接続できたり、自分のIPアドレスを隠すことでプライバシーも守られます。
フリーWiFiを安全に使えるから
海外で生活すると移動中、カフェ、電車内などで無料のフリーWiFiを利用する機会が増えます。
フリーWiFiは利用者が多いためセキュリティ上のリスクがあります。
悪意のある者によるデバイスのマルウェア感染や個人情報の盗難の可能性も考えられます。
そこで、VPNを利用することでプライバシーが守られ、個人情報が漏洩するリスクを軽減できます。
日本のサイトやサービスにアクセスできるから
海外にいると、YouTubeやSpotify、Podcastなどが利用できなかったりすることがあります。
これはジオブロックによる制限がかかるからです。
しかし、VPNを利用すれば、どこにいても好きなコンテンツを楽しむことができます。
海外でもコンテンツやゲームを楽しめるよう、VPNが対応しているサイトを事前に確認しておきましょう。
航空券やホテルを安く購入できるから
海外ノマドだと、飛行機で移動したりホテルに連泊する機会が増えるでしょう。
航空券やホテルの料金は国によって異なります。
旅行サイトや航空券サイトはIPアドレスから国を特定し、表示料金を調整しているからです。
VPNを使用して他国のサーバーに接続すると、海外旅行で割引やお得情報を見つけることができるかもしれません。
航空券やホテル料金が割引され、かなりお得になるでしょう。
決済時にデータを守れるから
海外に住んでいればクレジットカードで決済する機会が出てくるはずです。
オンラインでのクレジットカード決済時、VPNを利用することで個人情報がハッカーや犯罪者に漏れるリスクを防ぐことができます。
個人情報の流出は、住所や氏名が漏洩するだけで振り込み詐欺や架空請求詐欺の標的になる可能性があります。
VPNはインターネット通信を暗号化するため、ユーザーがオンラインで何をしているかハッカーや盗聴者は解読できなくなります。
海外ノマドで無料VPNをおすすめしない理由
海外ノマドで無料VPNはおすすめしません。
おすすめしない理由は以下のとおりです。
- VPNの運営者にデータを悪用されるリスクがあるから
- セキュリティリスクがあるから
- 機能制限があるから
VPNの運営者にデータを悪用されるリスクがあるから
無料VPNの運営者が、通信内容を悪用して売買する可能性があります。
データとは、クレジットカード情報やWi-Fi接続、ログイン情報、画像、音声データなどです。
最悪の場合、仕事で大切なデータを抜き取られることもあるでしょう。
データ保持法のない国が提供するVPNは通信情報を保持していることもあるため、慎重にVPNを選択してください。
データ保護法とは、個人がプライバシー情報を公開される心配をせずに生活できる権利を守る法律です。
セキュリティリスクがあるから
無料VPNはセキュリティの脆弱性を抱えています。
通信が暗号化されていない場合や、サイバー犯罪目的の利用者がいる可能性があります。
VPNのセキュリティだけでなく、第三者からの攻撃にも警戒が必要です。
ただ有料VPNであればセキュリティリスクがゼロというわけではありません。
セキュリティを重視する方は、端末用のセキュリティソフトを導入しましょう。
機能制限があるから
無料VPNは有料版と比べて機能が制限されています。
例えばサーバー数や通信量に上限が設定されています。
サーバー数に上限があるとアクセスが集まる時間帯に通信速度が低下する恐れがあります。
通信速度が遅かったり通信料に制限があると、仕事をスムーズにできないでしょう。
無料プランは有料版の一部の機能しか利用できないので、仕事やプライベートの利用は有料プランを検討しましょう。
海外ノマドに適したVPNの選び方
海外ノマドに最適なVPNを選ぶ際の重要なポイントは以下のとおりです。
- セキュリティが高いか
- 滞在する国にサーバーが設置されているか
- 通信速度が速いか
- 料金が妥当か
- サポート体制が整っているか
- 日本のサイトにアクセスできるか
セキュリティが高いか
海外ではフリーWiFiを使用する機会が増えるため、セキュリティの高さが重要です。
情報漏洩のリスクを減らすために、ノーログポリシーやキルスイッチなどのセキュリティ機能を備えたVPNを選択しましょう。
滞在する国にサーバーが設置されているか
滞在する国にサーバーが設置されていないと、仕事ができません。
サーバー設置国はVPNの公式サイトに記載されているため、必ず確認しましょう。
通信速度が速いか
オンライン会議やデータの送受信がスムーズにできるくらい高速な通信速度が重要です。
通信速度が速いか見極めるには「サーバー設置数が多いか」に注目しましょう。
サーバー設置数が多ければ、アクセスが集まる時間帯でもスムーズに利用できます。
また、口コミで通信速度を調べましょう。
現地や日本からのブロックに対応し、スムーズな接続を提供する高速で使いやすいVPNを選んでください。
料金が妥当か
VPNサービスの料金とサービス内容は異なるため、ご自身のニーズに合ったプランを比較しましょう。
長期利用で割引されることもあるので、長期的に利用したい際には長期プランを検討しましょう。
サポート体制が整っているか
日本語対応していたり24時間365日のサポートがあるVPNを選択することが重要です。
VPNに問題が生じた際に迅速な対応ができるかどうかを確認しましょう。
日本のサイトにアクセスできるか
海外から日本のサイトやコンテンツを閲覧する際に、VPNが海外IPからのアクセスを制限されず、スムーズにアクセスできるか確認しましょう。
VPNを使用すれば、通信制限を回避して日本のサイトにアクセスできます。
海外ノマドにおすすめのVPN4選
海外ノマドにおすすめのVPNを4つ紹介します。
VPNを初めて利用する方は、「低料金か」「無料体験をしているか」「日本企業が運営しているか」を重視しましょう。
最初に無料体験を試してみて、使い勝手を確かめられるからです。
また、日本企業が運営している場合、公式サイトが日本語で分かりやすかったり日本語でのサポートも受けられるため、安心して利用できるからです。
セキュリティを重視する場合は、「ノーログポリシーを採用しているか」を重視しましょう。
ノーログポリシーとは、個人情報を「保存しない」「第三者に提供しない」「第三者と共有しない」という方針です。
ユーザー情報やVPN接続のログ、利用状況のログを一切保存しないことで、セキュリティを確保しています。
ご自身のライフスタイルや重視したい点に合ったVPNを選ぶことをおすすめします。
NordVPN
月額料金 | 1カ月プラン:2,110円/月 12ヵ月プラン:800円/月 24カ月プラン:580円/月 ※スタンダードプランの場合 |
サーバー数 | 6,400台以上(111ヵ国以上) |
暗号化アルゴリズム | AES-256bit |
同時接続台数 | 6台(1つのアカウント) |
ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
対応OS | Windows、MacOS、Linux、Android、iOS |
運営企業 | NordVPN s.a. |
NordVPNはYouTube、Disney+、Netflix、HBO Max、Amazon Prime Video、Spotify、Hulu、Rakuten Vikiなど様々な動画・音楽配信サービスに対応し、国境を超えたアクセスが可能です。
また支払い方法はクレジットカードから暗号通貨まで幅広いです。
セキュリティはノーログポリシーを採用し、軍事レベルのAES256bit暗号化規格を使用しているためセキュリティが強力です。
高速で安定した通信速度を提供しているため、海外ノマド生活でも不自由なくオンライン会議ができるでしょう。
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Surfshark
月額料金 | 1カ月プラン:2,308円/月 12カ月プラン:478円/月 24カ月プラン:308円/月 ※Surfshark Oneの場合 |
サーバー数 | 3,200台以上(100ヵ国以上) |
暗号化アルゴリズム | AES-256 |
同時接続台数 | 無制限 |
ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
対応OS | Windows/macOS/iOS/Android/Linux |
サポート | メール・チャット |
運営企業 | Surfshark B.V.(拠点:オランダ) |
Surfsharkは「VPN Solution of the Year 2022」を受賞し、高い信頼性を得ているVPNです。
AES-256暗号化でデータを保護し、ノーログポリシーを採用してプライバシーを確保しています。
高速で安定した通信速度でストレスなく利用できます。
通信制限が厳しい中国でも使用可能ですが、時期によっては接続が切れたり不安定になる可能性もあります。
中国で長期滞在する方は、事前に中国の通信状況を確認しておきましょう。
30日間の返金保証も提供されているため、通信速度や使い勝手を試したい方におすすめのVPNです。
ExpressVPN
月額料金 | 1カ月プラン:$12.95/月 6カ月プラン:$9.99/月 12カ月プラン:$6.67/月 |
サーバ数 | 3,000台以上(105ヶ国60都市) |
暗号化アルゴリズム | AES-256bit |
同時接続台数 | 5台 |
ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
返金保証 | 30日間 |
サポート | メール・チャット |
運営企業 | Express VPN International Ltd |
ExpressVPNは中国で利用可能で、厳しいインターネット状況でも接続できます。
AES-256暗号化を使用していたり、外部監査が行われていたり、情報漏洩を防ぐキルスイッチ機能も備えているため(iOS版はキルスイッチ機能なし)、信頼性が高いと言えます。
Lightwayなどのプロトコルを活用して高速で安定した通信を提供しています。
94か国のVPNサーバーを展開し、海外のコンテンツにアクセス可能です。
そのため、様々な国に滞在しながら仕事したい方におすすめのVPNです。
MillenVPN
月額料金 | 2年プラン:396円/月 1年プラン:594円/月 1カ月プラン:1,738円/月 |
サーバ数 | 1,300台以上(72ヶ国) |
暗号化アルゴリズム | AES-256-CBC |
同時接続台数 | 10台 |
ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
対応OS | Windows/MacOS/Android/iOS |
返金保証 | 30日間 |
運営企業 | アズポケット株式会社 |
MillenVPNは日本語のサポートが充実し、日本企業が運営する安全で信頼性の高いVPNです。
中国の厳しいネット規制下でも利用可能です。
時期によって通信が不安定になる可能性があるため、中国で長期滞在する方は事前に中国の通信状況を確認しておきましょう。
日本のSNSや動画配信サービス(wowow、music.jp、Telasa、VideoMarket、FODなど)にアクセスできます。
使いやすいデザインで初心者でも利用しやすく、スマートフォン専用アプリも簡単にVPN接続ができます。
通信が高速で安定しているため、大容量のダウンロードやオンラインゲームもストレスなく利用可能です。
日本人向けのVPNなので、英語に自信がない方や丁寧なサポートを受けたい方におすすめです。
海外ノマドのVPNに関するよくある質問
「海外からでもVPNを契約できるのか」や「VPNの利用は違法なのか」など海外ノマドのVPNに関する質問を紹介します。
海外ノマドにVPNはあった方がいいですか?
海外でインターネットを使って仕事をするならVPNを利用することをおすすめします。
「海外から日本のサイトやサービスにアクセスできる」「フリーWi-Fiを安全に使える」「情報漏洩を防げる」からです。
海外からでもVPNの契約はできますか?
海外からでもVPNの契約は可能です。
ただし、中国などのVPN規制が厳しい国では、入国後にVPNサービスの公式サイトにアクセスできないことがあります。
渡航前にVPNアプリをインストールしたりVPNの契約をしておくことをおすすめします。
VPNの利用は違法ですか?
海外で使えるVPNが違法か合法かは国によって異なります。
日本やアメリカ、イギリスなどでは合法ですが、一部の国では利用が制限されたり、違法とされる場合があります。
例えば、中国、ロシア、ベラルーシ、トルコ、イラク、UAE(アラブ首長国連邦)、オマーン、イラン、エジプト、トルクメニスタン、北朝鮮、ウガンダなどです。
しかし、合法であってもVPNを使用して不正行為を行うことは違法です。
著作権侵害のファイルダウンロードやハッキング、IPアドレスを隠しての誹謗中傷などは違法行為とされます。
海外ノマドにおすすめVPNまとめ
この記事のまとめは以下のとおりです。
- VPNが必須の理由は「情報漏洩を守るから」「日本のサイトやサービスにアクセスできるから」「チケットを格安で購入できるから」
- 無料VPNをおすすめしない理由は「セキュリティリスクがあるから」「機能制限があるから」
- VPNを選ぶ際のポイントは「セキュリティ」「サーバー設置国」「通信速度」「料金」「サポート体制」
海外ノマドは「セキュリティ」と「通信速度」が重要です。
仕事で使うデータが外部に漏れたり、通信速度が遅くてオンライン会議に出席できないなどの状況を防ぐためです。
まずは返金保証や無料期間があるVPNで使い勝手を試して、利用することをおすすめします。