「インドネシア旅行に行くので、おすすめのVPNがあれば知りたい」「安全に日本のサイトを見れるVPNサービスはどれ?」といったように、インドネシアで使える安全なVPNを探している方は多いのではないでしょうか。
今回は、インドネシアに滞在する際にVPNが必要な理由や選び方、メリットを解説した上で、安全に使えるおすすめのVPNサービスを紹介します。
海外で安全かつ快適にインターネットを利用できるVPNを探している方は、ぜひ最後までご覧ください。
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この記事の目次
インドネシアで日本のサイトや動画配信サービスを利用するのにVPNが必要
インドネシアから日本のサイトや動画配信サービスを利用する場合、VPNが欠かせません。なぜなら、日本のサイトでは海外からのアクセスを制限されていることがあるからです。
VPNを使うことで日本のIPアドレスに偽装し、日本からアクセスしている状態にできます。つまり、インターネット上の住所を偽造し、制限を回避できるわけです。
海外からのアクセス規制がかかっている日本のコンテンツにアクセスする際には、VPNを利用することで、インターネットを安全かつ自由に使えます。
VPNを使えばIPアドレスを偽装できる
VPNを利用すれば、自身のIPアドレスを別の国のものに変えられます。これにより、海外からでも日本のウェブサイトやサービスにアクセスできるようになる仕組みです。
VPNは、ユーザーのデバイスとサーバーの間に暗号化されたトンネルを構築し、インターネットへの通信を行います。その結果、ユーザーの実際のIPアドレスは隠され、偽装されたVPNサーバーのIPアドレスを使用することで地域制限を回避し、Webサイトや動画配信サービスに接続可能です。
IPアドレスを偽装すれば海外から日本の動画配信サービスを利用可能
海外から日本の動画配信サービスで映画やアニメを見たいとき、配信サービスによっては海外からのアクセス制限がかかっている場合もあります。そこで、VPNを使用してIPアドレスを偽装することにより、海外からでも日本の動画配信サービスを利用可能です。
これにより、国外からでもさまざまなコンテンツを視聴でき、地域制限を回避してインターネット利用を楽しめるようになるでしょう。
VPNは、安全にインターネットに接続し、プライバシーを保護しながら世界中のコンテンツにアクセスするために欠かせないツールです。
インドネシアで使えるVPNの選び方
インドネシアで使うVPNを選ぶ際は、以下のポイントに気を付けましょう。
- セキュリティレベルは高いか
- サーバー数は豊富か
- 利用実績は豊富か
- サポート体制が整っているか
それぞれの項目について解説します。
セキュリティレベルは高いか
インドネシアで使うVPNを選ぶ際の1つ目のポイントとして、セキュリティレベルの高さが挙げられます。
VPNを選ぶときは、高いセキュリティレベルを持つものを選ぶことが重要です。高度な暗号化技術や厳格なログポリシーを採用しているVPNは、ユーザーのデータを保護し、プライバシーを確保できます。
また、DNSリークやIPアドレス漏洩などのセキュリティの脆弱性を避けるために、信頼できるVPNプロバイダーを選ぶことが欠かせません。セキュリティレベルが高いVPNを選ぶことで、安全にインターネットを閲覧できます。
サーバー数は豊富か
インドネシアで使うVPNを選ぶ際の2つ目のポイントは、サーバー数が豊富であるかです。
契約前に、設置されているかサーバー数が豊富かどうかを確認しましょう。VPNでは、サーバーに不具合が生じたりアクセスが集中したりすると、通信速度が遅くなる場合があります。このとき、サーバー数の多いVPNであれば、別のサーバーに切り替えることで問題を解決できる可能性が高いでしょう。
さらに、異なる地域のサーバーにアクセスできるVPNを選べば、特定地域におけるアクセス制限を回避できるほか、地域限定のコンテンツにアクセスすることも可能です。
サーバー数が豊富なVPNを選ぶことで、海外でのインターネット利用における利便性が向上します。
利用実績は豊富か
インドネシアで使うVPNを選ぶ際の3つ目のポイントとして、そのVPNの利用実績が豊富かどうかが挙げられます。
インドネシアで利用可能なVPNを選ぶ場合、他のユーザーからの評判やレビューを確認することが重要です。利用実績が豊富なVPNは、信頼性が高く、安定したサービスを提供している傾向にあります。また、多くのユーザーが利用しているVPNは、その信頼性や安全性を示す一つの指標となります。
さまざまな要素から利用実績が豊富なVPNを選ぶことで、契約後も安心して利用できるでしょう。
サポート体制が整っているか
インドネシアで使うVPNを選ぶ際の4つ目のポイントは、VPNのサポート体制が整っているかどうかです。
インドネシアで利用可能なVPNを検討する際には、適切なサポートが提供されているかを確認しましょう。信頼性の高いVPNプロバイダーは、24時間365日のカスタマーサポートを提供していることが多く、ユーザーが問題を解決するためのアドバイスを得られます。
また、日本語対応やさまざまな問い合わせ方法(電話、チャット、メールなど)を提供しているVPNを選ぶことで、問題が発生した際に快適なサポートを受けられるでしょう。さらに、詳細なヘルプセンターやチュートリアル、FAQなどのリソースがあると安心です。
特に、VPNを始めて利用する方や使い慣れていない方はサポート体制が整っているサービスを選び、安全にVPNを利用しましょう。
インドネシアでVPNを使うメリット
インドネシアでVPNを使うメリットとして、以下の3点が挙げられます。
- 日本の動画配信サービスやテレビを見れる
- インドネシアからアクセスできないコンテンツを見れる
- セキュリティレベルの高い通信が行える
日本の動画配信サービスやテレビを見れる
インドネシアでVPNを利用する1つ目のメリットは、日本の動画配信サービスやテレビを視聴できることです。通常、日本のテレビや動画配信は日本国内でのみ提供されており、海外からのアクセスは制限されています。
しかし、VPNを使って日本のVPNサーバーに接続することで、自宅にいるかのように日本のコンテンツへアクセスが可能です。これにより、日本のドラマやアニメ、映画など、豊富なコンテンツをインドネシアからも楽しめるでしょう。
インドネシアからアクセスできないコンテンツを見れる
インドネシアでVPNを利用する2つ目のメリットは、インドネシアからアクセスできないコンテンツにアクセスできるようになることです。
現地で規制されているコンテンツには、現地の文化や宗教上の問題でアクセスできないサイトやアダルトサイト、ギャンブル関連のサイト、アルコールや薬物に関わるサイトなどが挙げられます。
このようなインドネシアから制限されたコンテンツやサイトにアクセスするためには、VPNの利用が必須です。
セキュリティレベルの高い通信が行える
インドネシアでVPNを利用する3つ目のメリットは、セキュリティレベルの高い通信が行えることです。
有料VPNサービスの多くは強固な暗号化技術が使われているため、公共のフリーWi-Fiなどで通信を行っても通信内容が把握されず、第三者によってデータを抜き取られたり不正にアクセスされたりする心配はありません。
さらに、ノーログポリシーを採用しているVPNでは、サーバーに通信記録が一切保持されないため、プライバシーも保護されます。これにより、インドネシアに滞在しながら安全にインターネットを利用できるでしょう。
インドネシアで使えるおすすめVPN3選
インドネシアで使えるおすすめのVPNとして、ここでは以下の3つのサービスを紹介します。
NordVPN
月額料金 | 1カ月プラン:2,110円/月 12ヵ月プラン:800円/月 24カ月プラン:580円/月 ※スタンダードプランの場合 |
サーバー数 | 6,400台以上(111ヵ国以上) |
暗号化アルゴリズム | AES-256bit |
同時接続台数 | 6台(1つのアカウント) |
ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
対応OS | Windows、MacOS、Linux、Android、iOS |
運営企業 | NordVPN s.a. |
NordVPNは、インドネシアでVPNを利用する方におすすめのプロバイダーの一つです。その高い性能とセキュリティレベル、そしてリーズナブルな価格設定は、多くのユーザーにとって魅力的です。2年プランは月額540円(税込み)で、1年プランは月額670円(税込み)、1ヶ月間プランは月額1,750円(税込み)となっており、幅広い予算に対応しています。
NordVPNは同時接続台数が6台と豊富であり、家庭やオフィスで利用する複数のデバイスに最適です。さらに、30日間の返金保証が付いており、ユーザーは安心してサービスを試すことができます。
NordVPNは世界各地に数千台の高速サーバーを展開しているため、ストリーミングやゲーム、トレントなど、ユーザーの幅広いニーズに対応していることが特徴です。その厳重なセキュリティ機能とプライバシー保護への取り組みは、ユーザーのオンライン活動を安全に保護してくれます。
このようにNordVPNは信頼性の高いVPNサービスであり、インドネシアでの利用においても幅広い利用シーンに適しています。安定した接続と高いセキュリティレベルを求めるユーザーにとって、NordVPNは優れた選択肢といえるでしょう。
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ExpressVPN
月額料金 | 1カ月プラン:$12.95/月 6カ月プラン:$9.99/月 12カ月プラン:$6.67/月 |
サーバ数 | 3,000台以上(105ヶ国60都市) |
暗号化アルゴリズム | AES-256bit |
同時接続台数 | 5台 |
ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
返金保証 | 30日間 |
サポート | メール・チャット |
運営企業 | Express VPN International Ltd |
ExpressVPNは、インドネシアでVPNを利用する方におすすめな選択肢の一つです。2009年にヴァージン諸島で設立されたExpressVPNは、高速かつ安全に利用できるVPNサービスとして評価されています。
月額料金はプラン別に分かれており、1年プランは月額6.67ドル、6ヶ月プランは月額9.99ドル、そして1ヶ月プランは月額12.95ドルです。長期で契約するほどお得になり、1年プランの月当たりの料金は1ヶ月プランの半額程度で利用できます。長期利用の予定がある方は、長期プランを選ぶとコスト効率を高められるでしょう。なお、この料金にはExpressVPNが提供している全ての機能やサービスが含まれます。
そのほか、ExpressVPNはノーログポリシーを採用しており、ユーザーのプライバシー保護を優先に考えていることが特徴です。さらに、日本語に対応した24時間365日のライブチャットやメールサポートも利用できるため、ユーザーは安心してサポートを受けられるでしょう。
ExpressVPNの料金は他のVPNサービスに比べやや高めに設定されているものの、安全性や信頼性が高く、サポート内容も充実しています。ExpressVPNは幅広いニーズに対応可能であり、海外からでも安心して使えるVPNを探している方にとってコストパフォーマンスの高いVPNサービスといえます。
Surfshark
月額料金 | 1カ月プラン:2,308円/月 12カ月プラン:478円/月 24カ月プラン:308円/月 ※Surfshark Oneの場合 |
サーバー数 | 3,200台以上(100ヵ国以上) |
暗号化アルゴリズム | AES-256 |
同時接続台数 | 無制限 |
ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
対応OS | Windows/macOS/iOS/Android/Linux |
サポート | メール・チャット |
運営企業 | Surfshark B.V.(拠点:オランダ) |
Surfsharkは、アズポケット株式会社が提供するVPNサービスで、インドネシアのユーザーに安全性とプライバシーを提供します。複数の料金プランがあり、1ヶ月プランが1,869円、12ヶ月プランが1ヶ月あたり576円、24ヶ月プランが1ヶ月あたり359円です。特に24ヶ月プランはお得であり、長期利用を予定している方におすすめのプランといえます。
また、Surfsharkは同時接続台数に制限がなく、複数のデバイスで同時にVPN接続が行えます。なお、Surfsharkは日本語で提供されるため、初めてVPNを使う方や英語が分からない方にとっても利用しやすいでしょう。
支払い方法もクレジットカード、PayPal、銀行振込、ビットコイン、暗号資産などさまざまな方法を利用できるほか、30日間の返金保証が付いているため、ご自身の利用環境に適しているかを試せるといった特徴もあります。
Surfsharkは、高速かつセキュリティの高いVPNサービスとして、VPNでプライバシー保護を重視したい方におすすめです。
インドネシアでVPNを利用する手順・方法
インドネシアでVPNを利用する方法は、以下の手順で行います。
- VPNを契約してアプリをインストール
- サーバーを選択してVPNを接続
それぞれの手順について解説します。
VPNを契約してアプリをインストール
インドネシアでVPNを利用するためには、まず自身が利用したいVPNプロバイダを選びましょう。
その後、VPNプロバイダの公式サイトから申し込みを行い、メールアドレスとパスワードを入力して新しいアカウントを作成して契約します。契約が完了したら、VPNアプリを公式サイトからダウンロードしてインストールし、起動後に先ほど登録したアカウント情報でログインしてください。
サーバーを選択してVPNを接続
VPNアプリを立ち上げたら、次に利用したい国や地域のサーバーを選択します。ほとんどのVPNプロバイダは、利用可能なサーバーのリストを提供しており、ユーザーはその中から選択することができます。
例えば、日本のIPアドレスを使って日本のコンテンツにアクセスしたい場合は、日本のサーバーを選択します。VPNアプリは、使いやすさを重視して設計されており、国や地域ごとにサーバーが整理されているため、目的のサーバーを簡単に見つけて接続できるでしょう。
以上の手順により、自分のニーズに合ったVPN接続をスムーズに行えます。
インドネシアでVPNを利用する際の注意点
インドネシアでVPNを利用する際は、次の2点に注意しましょう。
- コンテンツ視聴中はVPNを接続したままにする
- サービスによって視聴できるコンテンツが異なる
それぞれのポイントについて解説します。
コンテンツ視聴中はVPNを接続したままにする
インドネシアでVPNを使用する際の注意点として、コンテンツを視聴する際にVPNを常に接続しておくことが挙げられます。日本のストリーミングサービスやアプリ、サイトを利用する場合は、VPN接続を維持しておきましょう。
サービス利用中にVPNの接続を切ってしまうと、既存のIPアドレスに戻ってしまいます。その結果、日本のサービスやサイトへのアクセスが遮断されてしまう可能性があるため、注意が必要です。
このような問題を避けるために、コンテンツ視聴中はVPN接続を切らないようにしましょう。VPNを常に接続しておくことで、安全かつ自由にインターネットを利用可能です。
サービスによって視聴できるコンテンツが異なる
インドネシアでVPNを利用する際のもう一つの注意点として、各サービスによって対応しているコンテンツが異なることが挙げられます。あるVPNサービスでは特定のコンテンツが視聴可能だったのに、別のVPNサービスでは視聴できないといった場合があるためです。
VPNサービスの契約前に、視聴したいコンテンツに対応しているかを確認することが欠かせません。また、利用環境や使用端末によっては、対象のコンテンツが視聴や閲覧できない場合もあるため、お使いのインターネットやデバイスについてもよく確認しておくことが大切です。
VPNサービスの多くは、無料お試し期間を設けています。この期間を活用してコンテンツを閲覧できるか確認しておくと良いでしょう。
インドネシアでVPNを利用する際によくある質問
ここでは、インドネシアでVPNを利用する際によくある質問をまとめました。
無料VPNを使っても問題ないの?
無料VPNの利用はあまりおすすめできません。なぜなら、多くの無料VPNは広告収入や個人データの販売を収入源としており、プライバシー保護が不十分な可能性が高いからです。また、セキュリティの脆弱性も指摘されており、有料VPNを利用することが望ましいです。
インドネシアでVPNを使うのは違法?
VPNを使用してインターネット上の通信を暗号化し、IPアドレスを偽装することは、法的に違法ではありません。VPNは地理的な制限を回避するのに有効な手段であり、インドネシア在住のユーザーでも世界中のウェブサイトや動画配信サービスにアクセスすることが可能です。
ただし、VPNを使用して違法な行為や規制されたコンテンツにアクセスすることは、法的な問題を引き起こす可能性があるため注意しましょう。
まとめ
今回は、インドネシアに滞在する際のVPNの必要性やVPNの選び方、メリットなどを解説しました。VPNを使うことで海外から日本のコンテンツにアクセスできるほか、IPアドレスを秘匿してプライバシーを保護した状態でインターネット接続が可能です。
インドネシアで安全かつ快適に使いやすいVPNサービスとして、本記事では3種類のプロバイダーを紹介しました。自身のVPNの利用目的に合わせて、適切なサービスを検討してみてください。