「トレントするのにVPNを使うといいって聞いたけど、本当なの?」「VPNを使ったトレントはどうやってやるの?」といった疑問を抱えている方へ、今回はTorrent(トレント)におすすめなVPNを紹介します。
Torrent(トレント)でVPNを使用する違法性や必要性、VPNを使うメリット・デメリットなども解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
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この記事の目次
TorrentでVPN使用は規約違反?
結論からいうと、Torrent(トレント)をするのにVPNを使うことは、違法ではありません。
ただし、Torrent(トレント)自体は違法行為ではないものの、著作権で守られている作品をダウンロードしたりアップロードしたりすることは、Torrent(トレント)と関係なく違法行為と見なされるため注意しましょう。
また、VPNの利用は国によって規制が異なるため、以下に概要をまとめました。
日本や多くの欧州国ではVPN利用が合法
VPNを使用することは、日本や多くの欧州国では合法です。これらの国々では、インターネット利用における自由度が高く、VPNの使用を規制する法律は存在しません。
また、個人情報の保護やセキュリティ強化の観点から、VPNはインターネットの安全性向上の手段として重要視されています。
ただし、VPNを犯罪目的で利用する場合は違法となるため、正当な目的で使用する必要があります。
中国やロシアではVPNが違法の場合も
中国やロシアなど、インターネット利用を政府が厳しく規制している国では、VPNの使用が違法と見なされることがあります。これらの国では、政府は情報の公開や政府に反対する活動を抑制するため、GoogleやSNSなどを法律で規制したり、アクセスを制限したりしています。
特に、中国では「中国サイバースペース管理局(CAC)」が運営するグレートファイアーウォールによってインターネット上のコンテンツが検閲され、ブラックリストに登録されたサイトへのアクセスが制限されています。
なお、ロシアもVPN規制が厳しく、2019年にはロシアにあるサーバーへのアクセス禁止を命じました。政府の監視を回避するVPNの使用は違法とされているため、注意が必要です。
TorrentにVPNを導入する必要性
Torrent(トレント)にVPNを導入する必要がある理由として、以下の3点が挙げられます。
- IPアドレスを秘匿にするため
- 身元の特定を回避するため
- 法的問題につながるリスクを回避するため
それぞれの項目について解説します。
IPアドレスを秘匿にするため
Torrent(トレント)はP2Pを利用したファイル共有で、ネットワーク上で情報を共有します。Torrentを利用する際、あなたのIPアドレスは他の接続者に公開されるため、プライバシー情報が危険にさらされてしまいます。
IPアドレスはオンライン上の住所であり、特定された場合、閲覧履歴やダウンロードファイルなどの個人情報が漏洩します。
そこで、VPNを使えば実際のIPアドレスを隠してVPNサーバーのIPアドレスを表示し、プライバシーの保護が可能です。ハッカーや監視者もIPアドレスからユーザーの身元を特定できるため、Torrent(トレント)の利用においてVPNは不可欠です。
身元の特定を回避するため
Torrent(トレント)を利用する際、IPアドレスが公開されることで身元が特定され、氏名や住所などの個人情報が危険にさらされる可能性があります。
このような情報漏洩によるリスクとして、なりすまし詐欺や著作権トロールなどが挙げられます。なりすまし詐欺は、他人になりすまして不正な行為を、著作権トロールとは、ファイル共有サービスで違法なコンテンツをダウンロードしたユーザーを特定し、著作権保護ではなく訴訟による賠償金の獲得を目的とした行為を指します。
上記のリスクを回避するためには、VPNを利用して実際のIPアドレスを隠し、身元を特定されないようにすることが欠かせません。VPNを導入することで、プライバシーを守りながらTorrent(トレント)を安全に利用できます。
法的問題につながるリスクを回避するため
Torrent(トレント)利用時のVPNの使用は、違法ファイル共有のリスクを回避する効果もあります。
トレント通信ではP2P技術を使用するため、ユーザーのIPアドレスが公開されます。万が一、意図せず違法ファイルを共有してしまった場合でも、犯罪と見なされる可能性があるため注意しなければなりません。
この点において、VPNを使用すればIPアドレスを隠してデータを暗号化できるため、違法行為を隠匿できます。自身の行為に気付かずに違法ファイルを共有してしまった場合でも、VPNを使用していれば法的問題のリスクを回避できます。
TorrentでVPNを使うメリット・デメリット
ここでは、Torrent(トレント)においてVPNを使うメリット・デメリットについてそれぞれ紹介します。
メリット
Torrent(トレント)でVPNを使用する主なメリットは、大きく分けて以下の2つです。
- インターネット上でプライバシーを守れる
- 法的問題のリスクを回避できる
VPNを利用すれば、自分のIPアドレスを隠して、個人情報や通信内容を暗号化することが可能です。これにより、インターネットサービスプロバイダや悪意のある第三者からの盗聴やトラッキングを防ぐことができます。特に、Torrent(トレント)を使用する場合、ファイル共有の際に自分のIPアドレスが公開されるため、VPNを使用することでそのリスクを軽減できるでしょう。
さらに、VPNを使用することで法的問題につながるリスクを回避できます。Torrentを使用して、意図せず違法なファイルを共有したりダウンロードしたりすると、著作権侵害や違法コンテンツの配布といった法的な問題に直面する可能性があります。
しかし、VPNを使用することで自分のIPアドレスが隠されて通信が暗号化されるため、トラブルを避けやすくなります。
デメリット
Torrent(トレント)でVPNを使用する際のデメリットは特にはありませんが、有料のVPNを使用していても通信速度が低下する可能性があることに注意が必要です。
VPNを介することでデータが暗号化されるため、通信にわずかな遅延が生じることがあります。そのため、VPNを利用する際には、30日間の返金保証期間などを活用して、自身の利用環境に適したVPNを選ぶことが重要です。
利用者は、自分のインターネット接続に適合するVPNを選択することで、速度低下の問題を最小限に抑えられるでしょう。また、通信速度以外にも、VPNサービスによってログの収集方法やセキュリティ上の特徴が異なるため、これらも検討材料として考慮する必要があります。
Torrentで使えるVPNの選び方
Torrent(トレント)で使うVPNを選ぶ際は、以下3つのポイントに気をつけましょう。
- Torrent(トレント)の利用が認められているか
- ノーログポリシーが明記されているか
- キルスイッチ機能があるか
それぞれの項目について解説します。
Torrent(トレント)の利用が認められているか
Torrent(トレント)で使えるVPNを選ぶ際にまず重要なのは、そのVPNサービスがTorrent(トレント)の利用を認めているかどうかです。
一部のVPNサービスではTorrentの利用を禁止している場合があります。Torrentを使用する予定であれば、公式サイトや利用規約にTorrent利用の制限がないかを確認することが重要です。
ノーログポリシーが明記されているか
ノーログポリシーとは、VPNプロバイダーがユーザーのオンライン活動を記録しないことです。これにより、個人情報やアクティビティが保護され、プライバシーが確保されます。
ログの記録がないため、ユーザーの行動履歴が安全に保持され、サービス提供者や第三者からの情報漏洩リスクが軽減されます。VPNを選ぶ際には、ノーログポリシーの明確な表示が重要であり、公式サイトやプライバシーポリシーでその明記を確認することが必要です。
キルスイッチ機能があるか
キルスイッチ機能は、VPN接続が途切れた際に自動的にインターネット接続を中断する機能です。これにより、VPN接続が切れたときに個人情報が漏洩するリスクを軽減します。
VPN接続の安定性とプライバシー保護を確保するために、VPNを選ぶ際には、キルスイッチ機能の有無も確認しておきましょう。
Torrentに使えるおすすめVPN4選
Torrent(トレント)をする際におすすめなVPNとして、本記事では以下の4つを取り上げます。
それぞれのサービスについて、特徴や料金を確認しましょう。
NordVPN
月額料金 | 1カ月プラン:2,110円/月 12ヵ月プラン:800円/月 24カ月プラン:580円/月 ※スタンダードプランの場合 |
サーバー数 | 6,400台以上(111ヵ国以上) |
暗号化アルゴリズム | AES-256bit |
同時接続台数 | 6台(1つのアカウント) |
ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
対応OS | Windows、MacOS、Linux、Android、iOS |
運営企業 | NordVPN s.a. |
Torrent(トレント)利用に最適なVPNとして、1つ目におすすめするのはNordVPNです。
パナマに本社を置くTefincom S.A.が提供するNordVPNは、高速な通信速度と強力なセキュリティ、優れたサポート対応が特徴です。そのため、初めてVPNを利用する人や海外で利用する方でも安心して使えるでしょう。
NordVPNは中国などインターネットの制限が厳しい国でも利用可能な「難読化サーバー」を提供しているため、グレートファイアウォールを回避し、自由なインターネット接続が行えます。
さらに、他のVPNサービスよりも多くの国やサーバーに接続でき、最大6台のデバイスを同時に接続できる点も魅力です。
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Surfshark
月額料金 | 1カ月プラン:2,308円/月 12カ月プラン:478円/月 24カ月プラン:308円/月 ※Surfshark Oneの場合 |
サーバー数 | 3,200台以上(100ヵ国以上) |
暗号化アルゴリズム | AES-256 |
同時接続台数 | 無制限 |
ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
対応OS | Windows/macOS/iOS/Android/Linux |
サポート | メール・チャット |
運営企業 | Surfshark B.V.(拠点:オランダ) |
Torrent(トレント)利用に最適なVPNとして、2つ目におすすめするのはSurfsharkです。
アズポケット株式会社が提供するSurfsharkは、1ヶ月・12ヶ月・24ヶ月のプランが用意されており、長期契約でお得に利用できます。 なお、同時接続台数には制限がないため、複数のデバイスを同時に接続できる特長もあります。
30日間の返金保証が付いていることに加え、サービスは日本語で提供されるため、初めてVPNを利用する方にも利用しやすいでしょう。
そのほか、さまざまな支払い方法に対応しており、クレジットカードやPayPal、銀行振込、さらにはビットコインや暗号資産も利用できます。高速でセキュリティの高いVPNサービスを探している方にとって、Surfsharkはおすすめできるサービスの一つです。
ExpressVPN
月額料金 | 1カ月プラン:$12.95/月 6カ月プラン:$9.99/月 12カ月プラン:$6.67/月 |
サーバ数 | 3,000台以上(105ヶ国60都市) |
暗号化アルゴリズム | AES-256bit |
同時接続台数 | 5台 |
ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
返金保証 | 30日間 |
サポート | メール・チャット |
運営企業 | Express VPN International Ltd |
Torrent(トレント)利用に最適なVPNとして、3つ目におすすめするのはExpressVPNです。
2009年に設立されたExpressVPNは、ユーザーのプライバシーとセキュリティを最優先に考えられており、高いセキュリティレベルでのインターネット通信が可能です。高速な接続速度と安定した通信の信頼性が高く、月額12.95ドルから利用できます。なお、長期契約をすれば月額料金がさらにお得になります。
ExpressVPNは、3,000以上のサーバーを世界中に設置しているほか、24時間365日のライブチャットサポートや日本語対応のサイトも提供されているため、VPNの利用に不安がある方でも安心して利用できるでしょう。
MillenVPN
月額料金 | 2年プラン:396円/月 1年プラン:594円/月 1カ月プラン:1,738円/月 |
サーバ数 | 1,300台以上(72ヶ国) |
暗号化アルゴリズム | AES-256-CBC |
同時接続台数 | 10台 |
ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
対応OS | Windows/MacOS/Android/iOS |
返金保証 | 30日間 |
運営企業 | アズポケット株式会社 |
Torrent(トレント)利用に最適なVPNとして、4つ目におすすめするのはMillenVPNです。
MillenVPNは、アズポケット株式会社が提供するVPNサービスです。同社は、高性能かつ高速なレンタルサーバーを提供する「mixhost」として知られ、国内トップクラスのIT技術を有しています。
MillenVPNは、同時に最大10台のデバイスを接続でき、MillenVPNとMillenVPN Nativeの両方を利用可能です。なお、契約のタイミングに関わらず、契約日から30日以内であれば返金の対象となります。
料金プランは、12ヶ月プランが726円/月、24ヶ月プランが396円/月です。24ヶ月プランは、1カ月プランと比較するとコストパフォーマンスが高く、長期でVPNを利用する予定のある方はお得に契約できるでしょう。
TorrentでVPNを利用する設定方法
Torrent(トレント)でVPNを利用するための設定方法は、以下の手順で行います。
- VPNに登録する
- 接続したいサーバーのURLをコピー
- Torrentアプリでネットワーク設定を開く
- プロキシサーバーの設定を行う
- VPNが設定された状態でTorrentを使う
それぞれの手順について確認しましょう。
VPNに登録する
まずは、自分が使いたいVPNサービスを選び、契約しましょう。
プロバイダーによってはTorrent(トレント)に対応していない場合もあるため、事前にVPNサービスの公式サイトで情報を確認することが欠かせません。
接続したいサーバーを選ぶ
VPNを契約したら、サーバーリストから接続したい国を選びます。
このとき、アドレスをメモしておくと、後の手順がスムーズになります。
Torrentアプリでネットワーク設定を開く
接続したいサーバーを選んだら、Torrentアプリからネットワーク設定を開きましょう。
多くのTorrentアプリで「ネットワーク」や「接続」と表示があるため、設定画面を開いて次の手順に進みます。
プロキシサーバーの設定を行う
ここで、先ほどメモしたサーバーのアドレスを使い、プロキシ設定を行います。
プロキシサーバーの種類を選択したら、アドレス欄に先ほどメモしたサーバーアドレスを、ポート番号の入力欄に適切な数値を入力しましょう。ユーザー名とパスワードは、VPNの契約に使用したものを入力します。
VPNが設定された状態でTorrentを使う
ここまでの手順を終えたら、Torrent(トレント)でのVPN設定は完了です。
VPNが設定されているため、通常と同じようにTorrent(トレント)するだけで、IPアドレスが偽装された状態で利用できます。
TorrentにVPNを利用する際によくある質問
ここでは、Torrent(トレント)にVPNを利用する際によくある質問をまとめました。
VPNを日本で使うことは合法?違法?
日本国内でVPNを使用すること自体は合法です。
ただし、VPNを使って違法なコンテンツをダウンロードしたり、違法な活動に関与することは法に触れるため注意しましょう。
Torrentするのに無料VPNを使ってもいいの?
結論として、おすすめできません。
無料VPNはユーザーの個人情報やアクセスデータの転売、広告収入などで利益を得ているものが多く、信頼性に欠けます。また、個人情報が転売されることにより、情報漏えいのリスクも高まるため、無料VPNではなく安心できる有料VPNを使うべきでしょう。
TorrentにおすすめなVPNまとめ
今回は、Torrent(トレント)でVPNを使うメリットやVPNの選び方、おすすめのVPNなどについて解説しました。
Torrent(トレント)する際はIPアドレスが公開されたり、意図せず違法ファイルを共有したりしてしまう可能性があります。そこで、VPNを使えば安全にTorrent(トレント)が行えます。
Torrent(トレント)できるVPNを探している方は、本記事で紹介したNordVPNやSurfsharkなどの利用を検討してみてはいかがでしょうか。