シンレンタルサーバーに興味のある方は評判・口コミが気になる
シンレンタルサーバーとエックスサーバーの違いって何?
結論からいうと、シンレンタルサーバーは評判が良く、特にコスパや安定性を重視する人におすすめです。
月額は770円から利用することができ、オールNVMeを採用して読み込み速度に優れています。
本記事ではシンレンタルサーバーについて、メリット・デメリットから料金をまとめており、比較されがちなエックスサーバーとの違いについても解説しています。
シンレンタルサーバーに興味のある方は参考にしてください。
この記事の目次
シンレンタルサーバーとは?機能や特徴を紹介
運営会社 | シンクラウド株式会社 |
料金 | ベーシック:770円~ スタンダード:1,540円~ プレミアム:3,080円~ ビジネス:6,160円~ |
容量 | ベーシック:300GB スタンダード:400GB プレミアム:500GB ビジネス:600GB |
データベース | 無制限 |
マルチドメイン | 無制限 |
サポート体制 | メール、電話、設定代行 |
公式サイト | https://www.shin-server.jp/ |
公式X(旧Twitter) | https://x.com/ShinCloud_PR |
シンレンタルサーバーはシンクラウド株式会社が運営しているレンタルサーバーです。
ベーシックからビジネスまでのプランが用意されており、最安値は月額770円となっています。
データベースやマルチドメインは無制限で利用可能です。
サポートはメールと電話に対応しており、設定代行も依頼できます。
以下では、シンレンタルサーバーの機能や特徴を簡単に紹介します。
シンレンタルサーバーの機能・特徴
シンレンタルサーバーには以下のような機能・特徴があります。
- 超高速WordPress実行環境のKUSANAGIを導入
- 全ストレージにNVMeを採用
- CPUに第4世代「AMD EPYCTM」採用
- 自動バックアップ
- WAF搭載
- 無料独自SSL
超高速WordPress実行環境であるKUSANAGIを導入しており、快適にWordPressを利用できます。
全ストレージにNVMeを採用しており、読み込み速度が高速です。
CPUは第4世代「AMD EPYCTM」を採用しており、スペックに優れています。
自動バックアップの機能があり、Webやメール、データベースのデータをすぐに復旧可能です。
WAFを搭載しており、不正アクセスからサイトを守ってくれます。
無料独自SSLを提供しており、無料で短時間で証明書を発行できます。
シンレンタルサーバーの料金・プラン
シンレンタルサーバーの料金とプランを以下にまとめました。
ベーシック | スタンダード | プレミアム | ビジネス | |
---|---|---|---|---|
月額料金 | 770円~ | 1,540円~ | 3,080円~ | 6,160円~ |
容量 | 300GB | 400GB | 500GB | 600GB |
vCPU | 6コア | 8コア | 10コア | 12コア |
メモリ | 8GB | 12GB | 16GB | 20GB |
シンレンタルサーバーには全部で4つのプランが用意されています。
それぞれのプランごとにサーバーのスペックが異なっていて、スペックが高いほど料金も高額です。
容量やコア数、メモリなどに違いがあるため、用途に合わせてプランを選びましょう。
シンレンタルサーバーとエックスサーバーの違い
レンタルサーバーを検討する上で、シンレンタルサーバーとエックスサーバーの違いは何か気になった方もいるでしょう。元々、シンレンタルサーバー(旧シン・レンタルサーバー)はエックスサーバーをベースに高速化チューニングしたサーバーです。
運営会社はエックスサーバー株式会社でしたが、現在はシンクラウド株式会社に変わっています。
項目 | エックスサーバー (スタンダードプラン) | シン・レンタルサーバー (ベーシックプラン) |
---|---|---|
料金 | 月額990円(税込)から | 月額539円(税込)から |
ディスク種類 | SSD | SSD |
ディスク容量 | 500GB | 700GB |
サーバーソフト | Apache、nginx | Apache、nginx |
CPU | 6コア(リソース保証あり) | 6コア |
メモリ | 8GB(リソース保証あり) | 8GB |
サーバーの安定性 | 稼働率99.99%以上 | 公表されていないが、同じ技術基盤を使用 |
転送量 | 無制限 | 900GB/日 |
アダルトサイト | 運営不可 | 運営可能(法令遵守が必要) |
サポート体制 | メール、電話、チャットサポート | メール、電話サポート(チャットなし) |
無料ドメイン | 独自ドメインを2つ永久無料提供 | 独自ドメインを1つ永久無料提供 |
PHPバージョン | PHP8/PHP7/PHP5 | PHP8/PHP7 |
データベース | MySQL 5.7.x / MariaDB 10.5.x | MariaDB 10.5.x |
シンレンタルサーバーは革新性を重視し、新機能の迅速な導入を目指しています。
一方、エックスサーバーは安定性を重視し、新機能の採用に際しては膨大な検証データを基に慎重に導入を検討しています。
また、シンレンタルサーバーでは、1ユーザー当たりのCPUやメモリリソースの割り当てが厳格に設定されています。
また、大きな違いとしてはシンレンタルサーバーではアダルトサイトが運営できるサーバーとして利点があります(エックスサーバーでは運用不可)。アダルトサイトを運営したいので、あれば必然的にシンレンタルサーバーがおすすめ。
月額料金もエックスサーバーの990円に対し、シンレンタルサーバーは539円と451円安いです。この金額だけだと、大した差には見えませんが、レンタルサーバーは長期の利用が一般的で、支払いは基本的に一括払いです。
この差はデカいと感じる方は、シンレンタルサーバーがおすすめです。
シンレンタルサーバーのメリット
シンレンタルサーバーのメリットは以下の通りです。
シンレンタルサーバーのメリットを詳しく紹介します。
エックスサーバーよりも安い料金で利用できる
シンレンタルサーバーは、国内屈指の高速性能を備えながら、月額770円からの料金設定で、同等の性能を持つ他社のレンタルサーバーよりもコストを抑えています。
機能 | シンレンタルサーバー | エックスサーバー | 差額 |
---|---|---|---|
3か月 | 990円 | 1,320円 | 330円 |
6か月 | 990円 | 1,210円 | 220円 |
12か月 | 880円 | 1,100円 | |
24か月 | 825円 | 1,045円 | |
36か月 | 539円 | 990円 | 451円 |
最安プラン(ベーシックプラン)の比較
エックスサーバーとシンレンタルサーバーの利用料金は、3か月での契約を除いてベーシックプランで月額220円の違いがあり、36か月プランでは年間5,412円も違います。
一方、国内有数のレンタルサーバーであるエックスサーバーは、月額990円からのプランを提供しています。
これにより、ほぼ同等の性能を、シンレンタルサーバーではより低価格で利用することが可能です。
できるかぎりコスパの良いレンタルサーバーを利用したいと思っている人は、シンレンタルサーバーを選んでおけば間違いありません。
設定代行サービスを利用できる
シンレンタルサーバーは設定代行サービスを提供しており、スムーズにサーバーの移転から初期設定まで行えます。
プロのスタッフがサーバーを利用するために必要な設定をすべて担当してくれるため安心です。
これから初めてレンタルサーバーを利用する方や初めてサーバーを移転する方も安心して契約できます。
ただし、設定代行については各作業ごとに料金が発生するため注意しましょう。
サーバー移転の作業については、2025年3月10日まで0円で対応してくれます。
6つの無制限が用意されている
シンレンタルサーバーでは以下の機能を無制限で利用できます。
- マルチドメイン
- サブドメイン
- 無料独自SSL
- FTPアカウント
- メールアカウント
- MySQL
独自ドメインやサブドメインは無制限に利用できます。
すべてのドメインについて無料で独自SSLの適用が可能です。
FTPアカウントやメールアカウントも無制限に活用できます。
すべてのプランでデータベースのMySQLを無制限で利用できるのも特徴です。
さまざまな機能を無制限で利用できて、追加料金を請求されません。
サポート体制が充実している
シンレンタルサーバーは24時間365日メールサポートを受け付けています。
メールでの問い合わせに対しては必ず24時間以内に返答してくれるのが特徴です。
また、土日祝日を除いて毎日電話サポートにも対応しています。
さらに、サイト内にはマニュアルやよくある質問がまとめられていて、疑問や不明点を解決するのに便利です。
障害・メンテナンス情報についてもサイト内に掲載されています。
万が一トラブルが起きても迅速に対応できる体制を整えているのがシンレンタルサーバーです。
アダルトジャンルのサイトが運営可能
シンレンタルサーバーはアダルトサイトの運営が許可されています。同系列のエックスサーバーを使っていて、アダルトサイト運営の計画が持ち上がったときは、シンレンタルサーバーへの乗り換えがおすすめです。
エックスサーバーと操作画面は同じなので、エックスサーバーユーザーであれば、抵抗感なくすんなりと乗り換えられるでしょう。
シンレンタルサーバーのデメリット
シンレンタルサーバーのデメリットは以下の通りです。
シンレンタルサーバーのデメリットを詳しく紹介します。
プラン変更は月単位
シンレンタルサーバーは上位プランや下位プランに変更したい場合は月単位での対応になります。
前月の1日から20日までの間にプラン変更の申請をしなければいけません。
プラン変更を申請すると翌月の1日から新しいプランが適用されます。
したがって、その月に容量が足りなくなったとしても、すぐにプランの変更はできません。
プランの変更までに時間がかかってしまう点はシンレンタルサーバーのデメリットといえます。
スケールアップ機能がない
シンレンタルサーバーにはスケールアップ機能が用意されていない点がデメリットです。
スケールアップ機能とは、サーバーの容量が不足した場合に自動的に上位プランに切り替わる機能を指します。
他社のレンタルサーバーの中にはスケールアップ機能を搭載したサービスが少なくありません。
シンレンタルサーバーの場合は自動的にプランが変更されることはないため、自身で容量をチェックして、必要に応じてプラン変更の手続きを進める必要があります。
定期的に容量を確認しておかないと、容量が不足してサイトやブログの運営に支障が出る可能性があるため注意しましょう。
KUSANAGIとテーマ・プラグインの相性が悪いケースがある
シンレンタルサーバーで採用されているKUSANAGIは、特定のテーマやプラグインとの相性が悪いケースがあります。
KUSANAGIに備わっているWordPress最適化の機能と他のプラグインの機能が競合することがあるからです。
また、KUSANAGIと相性の悪いテーマがあるという報告があります。
これからシンレンタルサーバーを利用する際には、事前にKUSANAGIに関する情報を集めておきましょう。
歴史が浅い
シンレンタルサーバーのサービスの提供が始まったのは2021年の5月のことです。
レンタルサーバーとしては歴史が新しいサービスであり、情報が不足しています。
レンタルサーバーの老舗であるエックスサーバーのシステムをベースにしたものがシンレンタルサーバーです。
そのため、シンレンタルサーバーのシステムは信頼できるのですが、サーバーとしての実績は少ないため、不安を感じる人もいるでしょう。
安定性に関していえば、老舗のレンタルサーバーの方が信頼度は高いです。
シンレンタルサーバーを使用した感想・評価をレビュー
以下では、実際にシンレンタルサーバーを利用した筆者が、感想や評価について簡単にレビューしていきます。
あくまでも個人の意見であることを踏まえた上でレンタルサーバー選びの参考にしてください。
シンレンタルサーバーを利用して感じたこと
シンレンタルサーバーを利用していて感じたことは表示速度が速い点です。
これまでにいくつものレンタルサーバーを利用してきた筆者でも、明らかに感じられる程度に表示速度は優れています。
また、料金設定が安くなっている点も魅力的に感じました。
サポートを利用してみたところ、とても親切にスタッフが対応してくれた点も好印象です。
これからレンタルサーバーを利用したいと考えている方に自信を持っておすすめできるサービスといえます。
シンレンタルサーバーの悪い評判・口コミ
シンレンタルサーバーを利用する際に評判・口コミをチェックすることは大事です。
実際に利用した人からの意見を集めることで客観的な評価がわかります。
シンレンタルサーバーに対する悪い評判・口コミは以下の通りです。
- WordPressの不具合が発生した
- リザーブドプランが重い
シンレンタルサーバーの悪い評判について、1つずつ見ていきましょう。
WordPressの不具合が発生した
こちらは、WordPressでUpdraftPlusプラグインを利用した際の不具合についての口コミです。
UpdraftPlusプラグインを使用したところ、メモリー使用率が異常に高い状態になったようです。
ただし、上記の不具合がシンレンタルサーバーに起因するものかどうかはわかりません。
これからシンレンタルサーバーを利用する際には、WordPressで不具合が起きるケースがあることは意識しましょう。
リザーブドプランが重い
シンレンタルサーバーには通常プランに加えてリザーブドプランがあり、リザーブドプランが重いという口コミがありました。
リザーブドプランではCPUやメモリの値を保証してくれます。
安定したサーバー環境を提供するのがリザーブドプランなのですが、実際には重いという報告があるため注意しましょう。
シンレンタルサーバーの良い評判・口コミ
次にシンレンタルサーバーの良い評判・口コミを紹介します。
- サーバーの移転が簡単
- 表示速度が速い
- サポート返信が速い
どのような良い評判が寄せられているのか紹介します。
サーバーの移転が簡単
シンレンタルサーバーはサーバーの移転が楽であると評価されていました。
シンレンタルサーバーは移行元のURLとログイン情報を入力するだけで簡単にサーバーを移せます。
現在、他社のサーバーを利用していてシンレンタルサーバーに乗り換えたいと思っている方にとって安心できる評価でしょう。
表示速度が速い
シンレンタルサーバーは表示速度が速いという点が評価されていました。
シンレンタルサーバーは管理画面の処理も他のサーバーより速く、快適に利用できるようです。
少しの読み込み遅延にもストレスを感じるような方にシンレンタルサーバーはおすすめできます。
サポート返信が速い
シンレンタルサーバーはサポートの返信が速い点が評価されていました。
シンレンタルサーバーを利用していてサーバーダウンなどのトラブルが発生するケースがあります。
シンレンタルサーバーの場合はサポートに問い合わせをすればすぐに対応してもらえるため安心です。
シンレンタルサーバーはこんな人におすすめ
シンレンタルサーバーは以下のような人におすすめです。
- 速度を求める人
- 料金を抑えたい人
- WordPressを快適に利用したい人
- サーバーの移転を簡単に済ませたい人
シンレンタルサーバーは速度が速い点が特に評価されているため、速度を重視する人におすすめできます。
また、月額料金が安いプランが用意されているため、料金を抑えたい人にもおすすめです。
WordPressを快適に利用できる環境が整っているため、WordPressを利用したい人にも適しています。
サーバーの移転に必要な設定が簡単なため、他社からサーバーを乗り換える予定の方にも最適です。
シンレンタルサーバーと他社サーバーを比較
シンレンタルサーバーと有名な大手サーバーの料金や機能を比較しました。
レンタルサーバー (プラン) | 初期費用 | 12ヶ月料金 | ディスク容量 | MySQL | マルチドメイン |
シンレンタルサーバー (ベーシック) | 0円 | 770円 | 300GB | 無制限 | 無制限 |
エックスサーバー (スタンダード) | 0円 | 880円 | 300GB | 無制限 | 無制限 |
ロリポップ (ライト) | 0円 | 418円 | 350GB | 50個 | 200個 |
さくらのレンタルサーバ (スタンダード) | 0円 | 550円 | 300GB | 50個 | 200個 |
上記表の通り、シンレンタルサーバーは有名な他社のサービスと遜色のない機能を提供し、料金も比較的安いです。
シンレンタルサーバーはデータベースやマルチドメインが無制限な点で他社より優れています。
また、シンレンタルサーバーのベースとなる本家エックスサーバーよりも料金が安いためコスパが良いです。
シンレンタルサーバーの導入・申し込む手順
シンレンタルサーバーへ申し込んで実際に導入するまでの手順を以下にまとめました。
各プロセスごとに詳細や注意点などを詳しく紹介していきます。
Step1:申し込み
申し込みをする際には、シンアカウントの登録とサービスの申し込みの両方が必要になります。
申し込みの画面で必要事項をすべて入力した上で送信をすれば手続きは完了です。
シンアカウントとは、レンタルサーバーを含み、その他の関連サービスの管理をするために共通して利用するアカウントを指します。
シンアカウントにログインすると登録情報の確認や変更、料金の支払いなどが可能です。
レンタルサーバーの管理画面にログインするためにもシン・アカウントが必要になるため、ユーザー名とパスワードを忘れないようにしましょう。
Step2:設定完了メールの受信(お試し期間)
申し込みの受付が完了した後で24時間以内にサーバーの設定をしなければいけません。
サーバーの設定を終えると、設定完了のメールが送信されます。
もしサーバーアカウントの設定を完了した後でメールが届かない場合は、メールアドレスを誤って記載した可能性があるためサポートに連絡しましょう。
メールを受け取った時点からサーバーの利用をスタートできます。
最初に料金を支払うまでの10日間については無料のお試し期間となるため、サーバーの各機能を利用しましょう。
実際に料金の支払いを済ませないと、メールやFTPアカウントの追加機能を利用できません。
Step3:料金の支払い
シンレンタルサーバーの本契約をしたい場合は料金の支払いを済ませる必要があります。
料金の支払方法はコンビニ決済とクレジットカード決済、銀行振込のいずれかです。
契約期間によって料金が変わる仕組みのため、料金表を確認しましょう。
長期契約になるほど月あたりの料金が安くなります。
Step4:各種設定
料金の支払いをすると本契約したことになり、支払い確認のメールを受け取れば正式に利用を開始できます。
シンレンタルサーバーを本格的に運用したいならば、各種設定を済ませましょう。
既に他社のレンタルサーバーでWordPressを運用していたならば、シンレンタルサーバーへ移転します。
移転の作業としては、ドメイン設定の追加やデータベースの作成、wp-configファイルの書き換え、データベースのインポート、サイトデータのアップロードといった作業が発生します。
移転の方法については、シンレンタルサーバーのサイト内で方法が詳しく解説されているためチェックしましょう。
Step5:運用開始
移転の作業を完了した後は、シンレンタルサーバーを本格的に運用しましょう。
自社サイトの開設やブログの運営などさまざまな用途で利用できます。
不明な点や疑問点などが発生した場合は、サポートに問い合わせをすればすぐに回答をもらえます。
シンレンタルサーバーに関するよくある質問
シンレンタルサーバーについてよくある質問を以下にまとめました。
- お試し期間は用意されていますか?
- どのような支払い方法がありますか?
- 更新の手続きはどうすればいいのですか?
- 解約するにはどうすればいいですか?
- バックアップの対象になるデータは何ですか?
上記の質問について答えていきます。
お試し期間は用意されていますか?
シンレンタルサーバーには無料のお試し期間が用意されています。
サーバーの申込日から支払期限日までの10日間については、無料お試し期間です。
無料お試し期間中には、メールアカウントの作成やメール送信、サブFTPアカウントの追加、代行サービスの申請はできません。
上記以外の機能については、すべて通常通りに利用できます。
お試し期間の間に実際にシンレンタルサーバーを利用してみて、継続して利用したい場合は支払いを済ませましょう。
支払期限日までに支払いを済ませることで本契約に移行される仕組みです。
お試し期間から本契約に移行した場合は、データをそのまま継続して利用できます。
どのような支払い方法がありますか?
シンレンタルサーバーでは以下の支払方法に対応しています。
- クレジットカード
- 銀行振込
- コンビニ決済
クレジットカードは、VISAとMastercard、JCB、American Expressに対応しています。
また、デビットカードやプリペイドカードによる支払いも可能です。
ただし、クレジットカードで支払うためには、3Dセキュア2.0に対応している必要があります。
銀行振込については入金の確認が取れるまでに3日程度かかる点に注意しましょう。
コンビニ決済は、主要コンビニに対応しており、店頭での支払いとなります。
銀行口座からの自動振替には対応していません。
上記の支払い方法の中ではクレジットカードによる支払いは最も手続きが簡単に済みます。
支払い方法の変更については、更新時にその都度支払い方法と契約期間を選べるため、都合の良い支払い方法を選びましょう。
更新の手続きはどうすればいいのですか?
シンレンタルサーバーと最初に契約をする際には契約期間を選びます。
契約期間の期限日の月の20日から末日にかけて自動更新処理が実施され、次の契約の支払いが実行されるため注意しましょう。
自動更新はクレジットカードによる支払いの場合に適用されます。
更新を希望しない場合は、事前に自動更新の設定を解除しておきましょう。
また、クレジットカード以外の支払い方法を選んでいる場合は契約が満了する度に自分で支払いの手続きを進める必要があります。
サーバーだけではなく、ドメインやオプション独自SSL、WordPressテーマについても個別の契約について更新をしなければいけません。
いずれもクレジットカードによる支払いを選んでいる場合は、自動更新の設定が可能です。
解約するにはどうすればいいですか?
解約を希望する場合は、対象のサービスについて個別に解約申請をします。
サーバーやドメイン、SSL証明書について、それぞれ解約の申請をしなければいけません。
解約を希望するサービスの右にあるクイックメニューから契約情報に進み、「解約する」をクリックすれば解約できます。
サーバーのアカウントを解約したい場合は、ドメイン設定の削除を必ず行いましょう。
ドメイン設定の削除をしておかないと、再びサーバーアカウントの契約をしたときに同一のドメインを設定できなくなります。
サーバー契約については、解約手続きをした後で利用期限が到来してから順次削除される仕組みです。
利用期限が到来する前の段階であれば、解約のキャンセルができます。
解約するために料金はかからないため、安心して解約できるでしょう。
ただし、契約期間が残っている段階で解約したとしても支払済みの料金は返金されません。
バックアップの対象になるデータは何ですか?
シンレンタルサーバーは自動バックアップに対応しています。
サーバー上にある全データがバックアップの対象であり、1日に1回のペースでバックアップ専用サーバーへ自動でコピーされるシステムです。
すべてのプランにおいて、サーバー領域にあるWebやメールデータの過去14日分、MySQLデータベースの過去14日分のデータが保持されます。
バックアップ処理が実行されるのは深夜の時間帯であり、サーバーの負荷状況にもよるため完了時間は決まっていません。
実際にバックアップされるデータは、「/home/(サーバーID)」の領域に存在するデータです。
バックアップされたデータについては、復旧用のデータとして利用できます。
データを復旧させたい場合は、サーバーパネルにある「バックアップ」から希望するデータを指定した上で申し込みます。
注意点として、バックアップはすべてシステムが自動的にデータを取得していく仕組みであり、データの完全性は保証されていません。
重要なデータについては、自動バックアップに頼るのではなく、個別に別途保存しておきましょう。
シンレンタルサーバーまとめ
シンレンタルサーバーは処理が高速であり、標準的な機能がすべて備わっていて、料金が安いレンタルサーバーです。
口コミ・評判では処理速度やサポート体制などについて好意的な口コミがあり、WordPressの不具合やリザーブドプランについて不満の声もありました。
基本的には好意的な口コミの多いサービスであり、コスパや速度を重視する方におすすめできるレンタルサーバーです。