さくらのVPSの評判・口コミ!メリット・デメリット・料金・感想や比較まで解説

さくらのVPSの評判・口コミ | メリット・デメリット・料金・感想や比較まで解説

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料金が他社よりも安く設定されている傾向があり、特にサーバーのメモリが少ないプランの金額はかなり安くなっています。

ただ、安さ以外にも強みを持っている部分がありますので、利用する際はどのような特徴があるのか見ておきましょう。

この記事では、さくらのVPSがどのような特徴を持っているのか、メリットデメリットを含めて解説します。

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さくらのVPSの評判とは?機能や特徴を紹介

さくらのVPS

さくらのVPS低用量のメモリのみ対応しているVPSですが、料金面ではかなり安くなっています。

用意されているメモリは4GBまでに制限されているものの、提供するための料金が安いことから始めやすいという評価を受けています。

また、色々な要素でも申し込めるようにしている点が大きく、希望する方法によってサーバーのプランを決めやすくしている点もいいところです。

  • WordPress
  • マインクラフト
  • Docker
  • さくらのVPSおすすめ
  • Windows環境

5つのおすすめプランから選べるようにしている点が大きなポイントで、希望している方法によって適切なサーバーが選びやすくなっている点がユーザーに好評です。

用途によってどのプランと契約すればいいのか迷いやすいところですが、さくらのVPSを利用すればプランの状況をすぐに把握できるため契約しやすくなっています。

どうしてもわからない時はさくらのVPSのおすすめプランを利用するなどすれば、簡単にサーバー構築が可能となります。

初心者が始めてVPSに挑戦することを考慮して、プランを選びやすくしている点が他社と異なる要素と言えるのです。

高速・安定・低価格を大々的にアピール

さくらのVPSは3つの要素を大々的にアピールしています。

  • 高速
  • 安定
  • 低価格

高速はスピード面で優れており、処理などの問題が起こらないようにしているVPSだと説明しています。

安定は常に接続がしっかり行われている状況を作り出すことにより、さくらのVPSが不安定な状況に陥る心配がないことを示します。

低価格は先ほど説明した通り、安いプランを多数提供していることで安心感を持たせるためのワードです。

3つの要素を大々的に紹介することにより、さくらのVPSは誰でも使いやすいサーバーとして評価を高めているのです。

さくらのVPSの料金・プラン

月額料金メモリCPUサーバー容量
512MBプラン591円~641円512MB1コア25GB
1GBプラン807円~908円1GB2コア50GB
2GBプラン1,594円~1,795円2GB3コア100GB
4GBプラン3,227円~3,630円4GB4コア200GB

さくらのVPSは最大4GBまでのメモリに制限されており、メモリの容量によって値段が変わる仕組みとなっています。

全体的にメモリ容量の少ないプランは他社よりも安く、メモリ容量を増やすと少し高い値段になっていきます。

メモリに応じてサーバー容量やCPU強化も図られるようになり、処理能力が大きく向上するようになるVPSです。

基本的にはメモリをどのように考えるか決めておき、その上で必要とするサーバー容量などを考慮してプランを選択していくのがおすすめです。

月額料金はサーバーが置かれている場所によって変わる

先ほどの表を見てもわかりますが、さくらのVPSの月額料金に少し幅があります。

月額料金はサーバーが設置されている場所によって決められるもので、サーバーが置かれている場所が都心部だと少し値上がりする傾向にあります。

なお、設置されている場所は次の3つです。

  • 大阪
  • 東京
  • 石狩

大阪と東京は比較的置かれている場所として知られていますが、北海道の石狩にサーバーを置いているのは珍しいものです。

3つのサーバーは場所によって料金設定が異なるほか、サーバーの接続状況に影響があります。

大阪料金は中間設定、接続状況は安定している
東京料金が一番高いものの接続状況やメンテナンスに優れる
石狩料金が一番安いもののトラブルの対応が多少遅い

安さだけで選ぶのであれば石狩となりますが、トラブルの際に東京や大阪よりも影響を受けやすい傾向があることから、トラブルへ対処するなら別のサーバーを選ぶ必要があります。

どのサーバーを利用するかによってサーバーの性能も多少変わってくることから、さくらのVPSを選ぶ際は設置されるサーバーの場所にも気をつけておきましょう。

さくらのVPSのメリット

さくらのVPSのメリットとして、セキュリティ対策がしっかりしている点があります。

セキュリティはVPSにとって重要なポイントとなっていますが、安心できるセキュリティを構築しているため信頼性が高くなっています。

また、無料で使えるサービスが他社にはないものとなっており、VPSを試したいと思っている人におすすめです。

ここからは、さくらのVPSのメリットについて詳しく説明します。

常に監視しているセキュリティ体制

さくらのVPSでは、常に監視することによってセキュリティを高めています。

VPSの状況を常に監視していることにより、問題が置いたときにすぐ対処できる状況を作り出しているのが大きな要因です。

監視されていることにより、不適切な行為などもできなくなっており、正しい方法でVPSを利用するような状況を作っているのも大きな要素です。

なお、さくらのVPSではセキュリティに関して説明が行われており、個人でできるセキュリティ対策もわかりやすくなっています。

  • OSのアップデート
  • ログインユーザーの変更
  • 外部の攻撃から守る仕組み

最初に3つのセキュリティ対策を施しておけば、安定したセキュリティが得られるようになっています。

全ての項目が難しいものではないため、さくらのVPSを利用するのであれば変更方法を覚えておくなどの対策が必要です。

より高いセキュリティを手に入れたいと思っている場合は、次の方法を採用すると強度がアップします。

  • 公開鍵認証を導入
  • パケットフィルターの設定
  • セキュリティ本体の設定

VPSで活用するセキュリティを最大限に活かせば、トップクラスのセキュリティを手に入れられます。

より高いセキュリティを希望している場合は、さくらのVPSを利用してセキュリティ設定をしっかり行っておきましょう。

2週間無料で利用できるサービス

さくらのVPSは2週間無料で使えるサービスが用意されています。

支払方法で「クレジットカード」を選択した場合、2週間の無料お試し期間をご利用いただけます。
なお、お試しのご利用はサーバーの上限を2台までとさせていただいております。

さくらのVPS

支払い方法がクレジットカードに限定されているものの、利用できる人は2週間無料で使えます。

利用料金が2週間分差し引かれることにより、1ヶ月目の料金だけは安く提供されます。

他のVPSでは採用していない方法となっていることから、少しでも安くVPSを試したいと考えている人におすすめです。

さくらのVPS無料期間が用意されている
他のVPS無料期間が用意されていない

サーバーを試したいと考えている時にはさくらのVPSが向いており、無料期間でどのような使い方ができるのか知っておけば、契約し続けられるのか検討しやすくなります。

さくらのVPSのデメリット

さくらのVPSはメリットも多くありますが、デメリットもあります。

一番の問題はバックアップであり、基本的にできない状況となっています。

また、無料期間が用意されているものの、契約期間がしっかり決められている点にも注意してください。

ここからは、さくらのVPSのデメリットを詳しく説明します。

バックアップ機能が搭載されていない

さくらのVPSではバックアップ機能を持っていないという大きなデメリットがあります。

いいえ、さくらのVPSは標準・オプション共にバックアップの機能はございません。

同一ゾーンであれば複数台構成でのご利用が可能でございますため、他のサーバとデータを同期する、重要なデータはローカル環境に保存するなどご対応ください。

さくらのVPS

バックアップ機能はVPSにとって重要なものであり、データが飛んでしまった際に復旧するために用いられます。

しかし、さくらのVPSではバックアップ機能がないため、別のサーバーを利用して保存するなどの対策が求められます。

バックアップがないのは致命的な欠点となっており、他のVPSに比べてデータが飛んだ時のリスクが大きくなってしまうのです。

より安心して使いたいと思っている場合は、さくらのVPSで2つのサーバーと契約していく方法が必要です。

3ヶ月間の最低利用期間がある

さくらのVPSは3ヶ月間の最低利用期間が設けられており、早期の解約ができません。

なお、さくらのVPSの最低利用期間は3ヶ月です。

さくらのVPS

一部のVPSでは1ヶ月後に解約できるものもありますし、中には契約をすぐ解除できるものも登場しています。

さくらのVPSは3ヶ月が経過しないと解約できないルールがありますので、契約を切りたいと思った場合でもすぐ解約できなくなっています。

無料期間が用意されているため2ヶ月半程度の料金で済みますが、あまり評価できないものと判断した場合でも余計な契約期間が必要となってしまうのです。

契約期間が気になる場合は他のVPSと比較して検討することになります。

さくらのVPSを使用した感想・評価をレビュー

さくらのVPSを利用してみた感想として、VPSの契約が行いやすくなっていたのがいいところです。

他のVPSだとおすすめできるプランの選択がかなり難しくなっていましたが、さくらのVPSはおすすめプランを準備してくれることにより、契約しやすい状況を作ってくれました。

とにかくわからない時はさくらのVPSのおすすめに任せて契約しておけば問題ありませんし、最適なプランで契約できるので安心感も得られます。

VPS自体も使いやすいものとなっていたことから、気軽に試してみたいと思っている時には便利だと感じられます。

使いやすいコントロールパネルで初心者も快適

さくらのVPSの特徴として、使いやすいコントロールパネルを導入している点があります。

コントロールパネルの情報はサーバーの状態を示してくれる他、現在のサーバー状況などを踏まえて最適な状況で使えるようにしています。

コントロールパネルに関する説明書もすでに用意されていることから、VPSの使い方に迷ったときは説明書を見ておけば大丈夫です。

初心者でも触りやすくなっている点が大きなポイントであり、コントロールパネルを使いこなせるようになればさくらのVPSも簡単に利用できます。

さくらのVPSの評判・口コミ

さくらのVPSの評判や口コミを見ていきます。

実際に高く評価している人もいれば、あまりよくないと感じている人もいます。

多くの人の評価をしっかり確認しておき、さくらのVPSの情報をしっかり確認しておきましょう。

悪い評判・口コミ

サーバーのメモリが弱すぎるとクラッシュしてしまう問題が発生しています。

さくらのVPSでは4GBまでのメモリしか準備していないことから、運用方法によってはメモリ不足になり、クラッシュのリスクが高まってしまうのです。

より安心してサーバーを利用したいときは、メモリの容量を増やして対応するか、メモリ容量の高いVPSへの乗り換えを検討しなければなりません。

さくらのVPSではIPv6への対応が不十分です。

一般的にVPSは対応しているものが多くなっていますが、さくらのVPSでは対応が遅れてしまっているところもあり、スクリプトなどの利用できないものが出ています。

対応が今後期待されるところではありますが、より使いやすいVPSとなるためにはIPv6に対応していないのは痛いところです。

良い評判・口コミ

長年さくらのVPSを利用しており、安定した使い方ができているという評価がありました。

最初に契約したプランを変更し、新しいプランと契約して色々な用途で使うという状況を作り出しています。

使い方とプランがしっかりかみ合えば、さくらのVPSが料金的にも使いやすいことは確かです。

さくらのVPSが便利であり、使いやすい状況を作り出してくれていると評価しています。

保守切れの状態となっているOSシステムを延命する際に適しており、OSのセキュリティ構築などが行いやすくなっています。

自由度をしっかり持っているVPSでもありますので、安心して契約を続けられる点も評価できます。

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さくらのVPSはこんな人におすすめ

さくらのVPSがおすすめな人は次の通りです。

とにかく安さでVPSを選びたいと思っている人には向いています。

金額的にはかなり安いものがありますので、初めて触ってみたいと思っている人にも使いやすいのです。

また、性能面での妥協ができて、あまり性能が良くないものでも使っていきたいと考えている人にも向いているVPSです。

ここからは、さくらのVPSがおすすめな人を詳しく説明します。

安いプランを選びたい人

とにかく安いプランで契約して、VPSを導入してみたいと思っているならさくらのVPSが向いています。

一般的にVPSの性能を無視して、少しでも安いプランと契約する際に500円台から始められるさくらのVPSはかなり安い分類に入ります。

メモリなどの性能面では足りないところはいくつかありますが、少しでも安いプランと契約して利用したいと考えている場合にはおすすめです。

安いプランでも上手に使っていけば、さくらのVPSを使い続けることは十分可能となっています。

  • 特定の分野だけで利用する
  • 用途を決めて必要なメモリで契約しておく

さくらのVPSでは特定の分野だけで利用するという方法が適していることから、他の用途では使わず向いている部分だけで利用していくのがいい方法です。

また、用途を決めておけば必要とされているメモリがどれくらいか判断できるため、契約できるプランを安くしても大丈夫です。

料金が安くてもしっかりVPSの性能は持っていますので、お試し感覚で契約したいと思っている人は利用を検討しても問題ありません。

メモリやCPU性能はさほど求めていない人

さくらのVPSは性能面を比較すると、他社よりも劣っている部分がいくつかあります。

しかし、メモリやCPU性能、更にはバックアップなしという状況でも使いたいと思っている人は、さくらのVPSでも十分です。

料金の安さをメリットとして考え、他の分野を犠牲にするような形で契約しておけば、さほどマイナス面の評価は気にしなくてもいい状況になります。

とにかくVPSと契約したい、何らかの理由でVPSが必要となっているという人には、さくらのVPSが向いています。

さくらのVPSと他社サーバーを比較

さくらのVPSと他社サーバーの情報について比較していきます。

料金面での比較はもちろんのこと、実際の性能がどのように違うのかしっかり見ておくのが重要です。

契約する際は他社サーバーの情報も含めて、しっかり使えるものか検討していくようにしましょう。

利用料金の比較

さくらのVPS1,594円~
シンVPS1,530円
ConoHa VPS2,033円
KAGOYA CLOUD VPS880円
XServer VPS830円
※2GBプランで契約する場合の比較

利用料金は2GBで契約する場合に固定していますが、一見するとさくらのVPSは高い分類に入っています。

2GBであればもっと安いプランを持っている会社があることから、VPSの料金であまり強みは持っていないように感じます。

ただ、512MBプランのように、他社では採用されていない激安プランが準備されていることを踏まえると、さくらのVPSが高いというのは一概に言えません。

メモリの大きなものを選びたいと思っているなら別の話ですが、メモリを気にしていない人は一番安いプランと契約すれば料金を大幅に減らせます。

サーバー容量

さくらのVPSX25GB~200GB
シンVPS30GB~1,600GB
ConoHa VPS30GB~100GB
KAGOYA CLOUD VPS25GB~1,600GB
XServer VPS50GB~100GB

サーバー容量は1,000GB以上を誇っているVPSに比べると少し足りていない傾向があります。

しかし、最大容量が100GBに設定されているVPSと比較すれば、最大200GBまで準備されているのはいいところです。

さくらのVPSのサーバー容量は決して少ないものではないため、十分用意されているものと判断して構いません。

ただ、大容量のサーバーが必要であれば他社を検討することとなります。

CPU性能

さくらのVPS1コア~4コア
シンVPS1コア~12コア
ConoHa VPS1コア~6コア
KAGOYA CLOUD VPS1コア~12コア
XServer VPS3コア~24コア

CPU性能は他社に比べてやや劣っていると考えて構いません。

さくらのVPSは契約しているプランによってCPU性能が向上するようになっていますが、どれだけ高いプランでも4コアまでしか準備されていません。

他社では24コアなど、とんでもない高速プランが準備されていることを踏まえると、性能面ではやや劣ってしまうのです。

安くて使いやすいVPSがあればいいと考えている人にさくらのVPSが向いていると言えるのはこうした性能比較からもわかります。

さくらのVPSの導入・申し込む手順

さくらのVPSを導入する際の申込手順を説明します。

サーバーとプランを選択

まずはサーバーとプランを決定します。

サーバーは3つの地域から1つを選択し、プランは4つから自分が希望しているプランを選びます。

2つの情報を決定すると月額料金が決定されますので、次の画面へ移動できるようになります。

支払い方法を選択

次に支払い方法を選択します。

さくらのVPSで利用できる支払い方法は次の通りです。

  • クレジットカード
  • 銀行振込
  • 請求書払い
  • 自動口座振替

クレジットカードを選ぶと2週間分の料金が無料となりますので、安くしたいときはクレジットカードがおすすめです。

他の方法を選ぶ場合は銀行口座にお金をしっかり準備しておかなければなりません。

支払い方法を選択すると契約完了となります。

支払いが完了するとVPSが使用可能になる

最終的に料金の引き落としが行われます。

料金が引き落とされるとVPSが利用可能になり、様々な設定が使えます。

同時にVPSのセキュリティなどの設定もしっかり実施しなければなりません。

さくらのVPSに関するよくある質問

さくらのVPSのよくある質問を見ていきます。

さくらのVPSはバックアップを取れますか?

さくらのVPSはバックアップが取れません。

オプションでも標準でも準備されていないため、バックアップを取る場合は別のサーバーを契約するなどしてデータをコピーする必要があります。

バックアップが取れないのは大きなマイナスとなっており、利用する際の負担になっています。

さくらのVPSの支払い方法は何がありますか?

さくらのVPSの支払い方法は4つあります。

  • クレジットカード
  • 銀行振込
  • 請求書払い
  • 自動口座振替

基本的には2週間無料が使えるクレジットカードを選択し、どうしてもカードが使えない時は別の支払い方法を利用するのがおすすめです。

さくらのVPSまとめ

料金がかなり安くなっていますので、数ヶ月間試したいと考えている時には使いやすくなっています。

サーバーを置いている地域が判明している珍しいVPSでもありますので、国内で安心できるところを見つけられるのはいいところです。

とにかくVPSを使いたいと思っているものの、お金がないときはさくらのVPSの最安値プランを検討してみましょう。