日本だとLine TVが見れない…
Line TVが日本だと見れない理由が知りたい
日本にいながらLine TVを見れる方法が知りたい
Line TVはLine社が提供している動画配信サービスで、現在は台湾国内のみ利用できます。
Line TVには、ドラマやバラエティー等の数多くの人気コンテンツが用意されており、日本にはない作品も沢山あります。
しかし、日本からLine TVを視聴しようとすると、「現在、この動画はお住まいの地域では再生できません。」とメッセージが表示されて動画を再生することができません。
その悩みを解決するのが、VPNなのです。
VPNサービスで台湾サーバーに接続することで、簡単にLine TVを見ることが可能なのです。
本記事は日本からLine TVを見る方法や、VPNについて、おすすめなVPNサービスについて等を、詳しくご紹介します。
※ 2024年5月時点で視聴を確認できている方法です
この記事の目次
日本からLine TVなどの海外動画サービスを利用しようとすると、動画を再生できず視聴できないという経験はありませんか？
Line TVを視聴できない原因は、台湾でのみ展開している動画配信サービスのため、他の国からのアクセスを受け付けないためです。
そのため、日本から何も対策しない状態でLine TVを利用しようとすると、閲覧制限がかかってしまい閲覧することができません。
地域制限（ジオブロック）とは
日本からLine TVが見れない問題は、地域制限（ジオブロック）という現象が原因です。
地域制限（ジオブロック）とは、インターネット上のコンテンツが特定の地域からのみアクセス可能で、他の地域からはアクセスできないように制限される現象を指します。
これは、ウェブサイトやオンラインサービスがユーザーのIPアドレスを認識し、そのIPアドレスからユーザーの地理的な位置を推定することで実現されます。
例えば、ある動画配信サービスが日本国内のみで利用可能に設定されている場合、日本国外からそのサービスにアクセスしようとすると「この地域では利用できません」といったメッセージが表示され、サービスを利用することができません。
このような地域制限は、著作権法やライセンス契約、地域ごとの法律や規制など、さまざまな理由により設けられます。
日本からLine TVを見る場合はVPNの利用がおすすめです。
VPNは「仮想専用線」といわれており、日本から海外のサービスを利用する際に、海外のサーバーを経由してアクセスできるため、Line TVなど日本からは利用ができないサービスでも使えるようになります。
多くの有料VPNサービスは様々な国や地域にサーバーを設置しているため、日本からでも世界各国のサーバに接続することが可能です。
例えば、日本のパソコンやスマホから台湾のVPNサーバーに接続することで、まるで自分が台湾に居るかのように快適にLine TVのような動画配信サービスを利用することができます。
VPNに接続した後は通信速度が少々低下するのですが、Line TVで動画を視聴する分には特に大きな影響はありません。
VPNとは
「VPN」は「Virtual Private Network」の略で、日本語では「仮想専用線」と呼ばれ、「仮想的に構築された専用回線」のことを指します。
ネットユーザーとWebサービスの間に「専用のトンネル」を作り、その中でネット通信することでセキュリティが高く安全性を確保するという技術。
送信側、受信側にそれぞれに設置した機器で「カプセル化」と呼ばれる処理を行うことで、第三者には見えない仮想的なトンネルを形成して通信する仕組みです（「トンネリング」）。
VPN接続とは？VPNの基本とメリット・デメリットを紹介｜ICT Digital Column
例えば、公共のフリーWi-Fiを使うときや、複数の場所からデータをやり取りする必要があるときに、インターネットの安全性を確保するためにVPNが活用されます。
また、日本国内ではアクセスできないサービスに接続したい場合や、規制が厳しい海外から日本のサービスを利用したいときなどにも、VPNサービスが使われることがあります。
NordVPN
| 月額料金 | 1カ月プラン：1,960円/月 12ヵ月プラン：690円/月 24カ月プラン：460円/月 ※スタンダードプランの場合 |
| サーバー数 | 5,600台以上(60ヵ国以上) |
| 暗号化アルゴリズム | AES-256bit |
| 同時接続台数 | 6台（1つのアカウント） |
| ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
| 対応OS | Windows、MacOS、Linux、Android、iOS |
| 運営企業 | NordVPN s.a. |
NordVPNは世界中で利用されている信頼性の高いプロバイダーで、累計利用者数は1,500万人を突破しています。
暗号化アルゴリズムは「AES-256 bit」を採用されており、政府機関や軍でも使用されている高水準の暗号化技術のため、セキュリティは非常に優秀です。
台湾も含めた50ヵ国以上の動画配信サービスを利用することができるため、Line TVも視聴可能。
「VPNを利用すると接続スピードが低下するのではないか？」と、不安に感じる人もいるかもしれませんが、Nord VPNの場合はそのような心配はいりません。
なぜなら、NordLynxという独自プロトコルを提供しており通信速度が世界最速であるため、サクサクと快適に動画を視聴することができるためです。
面倒な設定をする必要がないため、初めてVPNサービスを利用する人でも手軽にサービスを開始することができます。
そのため、新規利用人数が業界の中でも一番多いのです。
アプリは日本語対応されていますが、サポートは英語表示のため一部翻訳機能を利用する必要があります。
＼30日間全額返金保証付き！／
MillenVPN
| 月額料金 | 2年プラン：396円/月 1年プラン：594円/月 1カ月プラン：1,738円/月 |
| サーバ数 | 1,300台以上（72ヶ国） |
| 暗号化アルゴリズム | AES-256-CBC |
| 同時接続台数 | 10台 |
| ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
| 対応OS | Windows/MacOS/Android/iOS |
| 返金保証 | 30日間 |
| 運営企業 | アズポケット株式会社 |
MillenVPNは日本製のVPNサービスのため、全て日本語対応となっています。
そのため、英語が苦手なので日本語でサポートを受けたいという人におすすめ。
50ヵ国に設置されている1300台以上ものサーバーを利用できるため、Line TVの動画を視聴することも可能です。
日本でノーログポリシーを掲示しているVPNサービス会社は少ないのですが、MillenVPNはプライバシー保護は基本的人権として、VPNの通信内容や使用状況のログを保存・追跡を行っていません。
そのため、匿名かつ安全にサービスを利用することができるのです。
暗号化アルゴリズムは「AES-256-CBC」を採用しており、セキュリティ面も申し分ありません。
Nord VPNやExpress VPNと比較すると通信速度が若干遅いですが、動画視聴する分にはそれほど問題にはならないでしょう。
月額料金が396円からと、低価格で利用できるのも魅力的ですね。
ExpressVPN
| 月額料金 | 1カ月プラン：$12.95/月 6カ月プラン：$9.99/月 12カ月プラン：$6.67/月 |
| サーバ数 | 3,000台以上(94ヶ国60都市) |
| 暗号化アルゴリズム | AES-256bit |
| 同時接続台数 | 5台 |
| ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
| 返金保証 | 30日間 |
| サポート | メール・チャット |
| 運営企業 | Express VPN International Ltd |
ExpressVPNは英国領バージン諸島に本社を構えており、累計利用人数は400万人を突破しています。
アプリの立ち上げやサーバー接続までの時間が早く、ストレスフリーで使用することができるのが特徴。
暗号化アルゴリズムはNord VPNと同じ「AES-256 bit」のため、セキュリティは万全です。
ExpressVPNもノーログポリシーを掲げており、プライバシー保護にも積極的に取り組んでいます
サーバ設置国は90ヵ国以上と多岐にわたり、世界中の動画配信サービスを利用することが可能。
もちろん台湾にも設置されているので、Line TVの動画を視聴することができます。
他のVPNサービスと比べると、月額料金が少し割高となっています。
また、為替レートによって利用料金が変動するので、できるだけ円高のタイミングで年間契約しておく方がお得です。
同時接続台数が5台までなので、1つのアカウントで同時に使用することが多い場合は注意しなければなりません。
VPNを使い日本からLine TVを見る具体的な手順
- VPNを契約する
- VPNのアプリをインストールする
- VPNを使用して台湾へ接続する
- Line TVへアクセスする
VPN（NordVPN）を契約する
NordVPNのトップページから「お得の購入」をクリックします。
その後、料金プラン・支払い方法・決済情報の入力など、画面の指示に従って契約を行います。
料金プランは、1ヶ月、1年、2年と3つ用意されています。短期間だけの利用であれば1ヶ月プランでOK。今後も海外で利用する場合は1年プランや2年プランで契約すると契約年数に応じて月額料金が安くなります。
VPN（NordVPN）のアプリをインストールする
次にNordVPNのアプリをインストールします。下記のリンクもしくはApp StoreかGooglePlayから「NordVPN」と入力し検索、公式アプリをインストールしてください。
VPNを使用して台湾へ接続する
インストールを終えたら、Nord VPNのアプリを起動してログインを行います。
サーバー選択画面で台湾を選択し、接続を行います。
Line TVへアクセスする
台湾への接続が完了したら、Line TVの公式サイトにアクセスします。
Line TVは会員登録が必要ないので、アクセスしたらすぐに見たい動画を再生することができます。
ブラウザから視聴することができますが、アプリからでも見ることが可能です。
iPhoneでLine TVを視聴する場合
iPhoneでLine TVを視聴したい場合、台湾のApple IDを用意する必要があります。
何故なら、元のAppleIDで使用しているパスワードや購入情報が無くなる可能性があるためです。
まず、VPNに接続してからAppleの公式サイトへアクセスし、新しくApple IDを作成します。
その際、国/地域の項目では台湾を選択します。
住所や支払い方法も入力する必要がありますが、元のApple IDの情報と同じで良いです。
アカウント作成を終えたら、AppleStoreに新しく作成したApple IDでログインしてください。
その後、Line TVを検索してインストールします。
インストールが完了したら、一度Apple IDからログアウトして元のApple IDで入り直します。
Line TVアプリが起動することを確認したら、これで無事にLine TVアプリで動画を視聴することができます。
AndroidでLine TVを視聴する場合
AndroidでLine TVを視聴したい場合、新しく台湾用のGoogleアカウントを作成しておきます。
Googleアカウントを新規で作成する際、国/地域を台湾に設定します。
住所や支払い方法は、本アカウントと同じで大丈夫です。
アカウント作成し終えたら、Playストアにアクセスして新しく作ったアカウントに切り替えます。
その後、Line TVを検索してアプリをダウンロード。
ダウンロードが完了したら、VPN接続して台湾サーバーを選択します。
Line TVアプリが起動することを確認できたら完了です。
無料VPNで日本からLine TVを見ることはできる？
- ユーザーの行動が追跡されている可能性がある
- ユーザーの活動データが広告業者に送られている
- 信頼性の低い運営元からの個人情報の流出
- 暗号化技術が不十分で、セキュリティが弱い
無料VPNサービスでも日本からLine TVを視聴することは可能ですが、多くのデメリットが存在します。
無料VPNの一番のデメリットは、セキュリティがかなり脆弱で、最悪の場合は犯罪に巻き込まれる可能性があることです。
そもそも無料VPNの収益は、広告収入や利用者のプライバシーを侵害して個人情報を第三者へ転売するなどで報酬を得ています。
VPNの管理者は、利用者のブラウザ履歴、アカウントID、パスワード、端末ID、Wi-Fi接続情報、電話番号、アプリ内での購入情報、送受信されたデータなどを知り得ることができるためです。
VPNの本来の役割は、インターネット上のプライバシーや安全を提供するものですが、無料VPNはその役割を果たしてくれません。
さらに無料VPNは、使用している暗号化技術が不十分であることが多いため、サイバー攻撃などで悪意のある人物に住所やクレジットカード番号などの個人情報が盗まれる場合があります。
無料VPN自体が悪用するために作成されたケースも存在し、アプリを利用しただけで知らぬうちにデバイスがウイルス感染してしまい、個人情報がインターネット上に流出してしまう可能性も否定できません。
個人情報が漏洩することにより、クレジットカードの不正利用、振り込め詐欺、SNSアカウントの乗っ取りなどの二次被害に合うケースもあります。
無料VPNを利用しただけで知らず知らずのうちに大切な情報を盗まれ、さらに犯罪に利用されていると考えると恐ろしいですよね。
もう一つのデメリットは、サーバー設置数が少なく限られた回線の中で全利用者とシェアしなければならないため、通信速度が著しく低下して使い物にならないことがほとんど。
データ通信量や利用時間にも制限があるので、動画をろくに見ることもできません。
そのため、無料VPNを利用するのは極力避けるのが良いでしょう。
Line TVの基本情報
Line TVは2015年にタイで開始された無料動画配信サービスで、世界21ヵ国に展開していました。
オリジナルドラマやバラエティー等を制作し、瞬く間に人気を獲得してサービス地域を拡大。
世界中に利用者がいたのですが、2021年12月末にLine社は台湾以外の国と地域からLine TVサービスを撤退すると表明しました。
その理由の一つとして、動画配信市場の競争の激化に苦戦を強いられ、消耗していたことが上げられます。
そのため、現在は台湾のみでしかLine TVサービスを利用できません。
日本からLine TVを見る場合によくある質問
Line TVに日本語字幕はある？
Line TVは台湾国内に在住している人をターゲットにしているため、現時点で選択できる字幕は中国語のみで、日本語字幕をつけることはできません。
しかし、視聴できる作品の中には日本で放送されていたドラマも含まれており、中国語が分からなくてもLine TVの動画を楽しむことができます。
VPNを使って日本からLine TVを視聴するのは違法？
VPNの利用は日本や台湾では合法であるため、Line TVを見るためにVPNを使用することは何も問題ありません。
ただし、VPNの利用に制限をかけたり、禁止している国もごく一部ありますので注意が必要です。
VPNを利用すれば、Line TVの全ての動画が無料で視聴できる？
Line TVは会員登録不要なので、サイトにアクセスしてしまえば直ぐに全動画を無料で視聴することができます。
ただし、Line TVは広告によって利益を得ているため、動画の初めに広告が入ります。
Line TVが見れない・エラーが出る場合は？
VPNアプリで台湾サーバーに接続しているうえでLine TVにアクセスしているか、もう一度確認してみましょう。
あるいは、利用しているサーバーが混みあっている可能性があるため、別の台湾サーバーに接続してから再度Line TVにアクセスしてみてください。
また、ブラウザ版で視聴できない場合は広告ブロックをオフにしたり、Line TVのアプリから視聴してみましょう。
日本からLine TVを見る方法まとめ
- Line TVは国外での利用を制限していることから日本から視聴できない
- VPNを使うことで日本でも海外と同じように見ることができる
- おすすめのVPNサービスは、NordVPN、MillenVPN、ExpressVPN
- スマホにLine TVアプリをダウンロードする場合、台湾用のサブアカウントを用意する
- 無料VPNは利用者の個人情報が売買されているケースが多く、セキュリティが脆弱で犯罪に巻き込まれる可能性があるため利用は避けるべき
- Line TVは元々タイから世界21ヵ国に展開していたが、現在は台湾国内のみ動画配信を行っている
本記事では、日本からLine TVを視聴する方法をご紹介しました。
Line TVは台湾国内用の動画配信サービスであるため地域制限していますが、VPNを使用することでその制限から解放され、簡単に日本から視聴することが可能になります。
さらにセキュリティーを強化してくれるので、VPNを利用する恩恵は大きいもの。
一方無料VPNは、安かろう悪かろうの典型的なもので、ほとんどは品質が悪く多くの危険が伴います。
そのため、VPNは有料サービスを利用することが基本であり、NordVPN、MillenVPN、ExpressVPNといった信頼できる大手運営元からアプリをダウンロードすると良いです。
スマホにLine TVアプリを入れたい場合、サブアカウントを用意してからダウンロードすることをおすすめします。
ぜひVPNで、快適なインターネットライフをお過ごしください。
