日本だとチャンネル4が見れない…
チャンネル4が日本だと見れない理由が知りたい
日本にいながらチャンネル4を見れる方法が知りたい
チャンネル4はイギリスの公共放送局で、英国内でのみ放送や動画配信しています。
日本にはないドラマやバラエティー、映画などの人気コンテンツが数多く存在しています。
しかし、日本からチャンネル4を視聴しようとするとエラーメッセージが表示されてしまい、動画を再生することができません。
VPNを利用すると、その悩みを解決できます。
VPNサービスを使用してイギリスサーバーに接続することで、簡単にチャンネル4を見ることが可能です。
本記事は、日本からチャンネル4を見る方法や、VPNについて、おすすめなVPNサービス、無料VPNについて等を詳しくご紹介します。
※ 2024年5月時点で視聴を確認できている方法です
この記事の目次
日本からチャンネル4が見れない原因は、地域制限（ジオブロック）にあります。
チャンネル4はイギリス国内でのみ放送されている番組であるため、他の国からのアクセスを受け付けていません。
何も対策をせずに日本からチャンネル4を視聴しようとすると、動画が再生されずに「お住まいの国ではご視聴できません」などのエラーメッセージが表示されてしまうのです。
地域制限（ジオブロック）とは
日本からチャンネル4が見れない問題は、地域制限（ジオブロック）という現象が原因です。
地域制限（ジオブロック）とは、インターネット上のコンテンツが特定の地域からのみアクセス可能で、他の地域からはアクセスできないように制限される現象を指します。
これは、ウェブサイトやオンラインサービスがユーザーのIPアドレスを認識し、そのIPアドレスからユーザーの地理的な位置を推定することで実現されます。
例えば、ある動画配信サービスが日本国内のみで利用可能に設定されている場合、日本国外からそのサービスにアクセスしようとすると「この地域では利用できません」といったメッセージが表示され、サービスを利用することができません。
このような地域制限は、著作権法やライセンス契約、地域ごとの法律や規制など、さまざまな理由により設けられます。
日本からチャンネル4を見る場合はVPNの利用がおすすめです。
VPNは「仮想専用線」といわれており、日本から海外のサービスを利用する際に、海外のサーバーを経由してアクセスできるため、チャンネル4など日本からは利用ができないサービスでも使えるようになります。
有料VPNサービスならば、イギリスを含めた様々な国や地域にサーバーを設置しているため、日本からでも世界各国の動画配信サービスを利用することが可能です。
VPNサービスを利用しながら日本のパソコンやスマホからイギリスサーバーへ接続することで、まるで自分がイギリスに居るかのようにチャンネル4を快適に視聴できます。
通常VPNに接続した後は、サーバーまでの物理的な距離の問題などで通信速度が低下しますが、動画視聴やテレビ電話をする程度でしたら問題なく使えます。
VPNとは
「VPN」は「Virtual Private Network」の略で、日本語では「仮想専用線」と呼ばれ、「仮想的に構築された専用回線」のことを指します。
ネットユーザーとWebサービスの間に「専用のトンネル」を作り、その中でネット通信することでセキュリティが高く安全性を確保するという技術。
送信側、受信側にそれぞれに設置した機器で「カプセル化」と呼ばれる処理を行うことで、第三者には見えない仮想的なトンネルを形成して通信する仕組みです（「トンネリング」）。
VPN接続とは？VPNの基本とメリット・デメリットを紹介｜ICT Digital Column
例えば、公共のフリーWi-Fiを使うときや、複数の場所からデータをやり取りする必要があるときに、インターネットの安全性を確保するためにVPNが活用されます。
また、日本国内ではアクセスできないサービスに接続したい場合や、規制が厳しい海外から日本のサービスを利用したいときなどにも、VPNサービスが使われることがあります。
NordVPN
| 月額料金 | 1カ月プラン：1,960円/月 12ヵ月プラン：690円/月 24カ月プラン：460円/月 ※スタンダードプランの場合 |
| サーバー数 | 5,600台以上(60ヵ国以上) |
| 暗号化アルゴリズム | AES-256bit |
| 同時接続台数 | 6台（1つのアカウント） |
| ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
| 対応OS | Windows、MacOS、Linux、Android、iOS |
| 運営企業 | NordVPN s.a. |
NordVPNは、イギリスも含めた世界60ヵ国にサーバー数5500台以上設置されているため、チャンネル4などの動画配信サービスも利用できます。
世界中で利用されているプロバイダーで、累計利用者数は1,500万人と突破するなど人気の高さを窺えます。
暗号化技術は「AES-256 bit」を採用しており、政府機関や軍でも使用されているほどの非常に高性能なので、セキュリティは非常に優秀です。
独自プロトコルである「NordLynx（ノードリンクス）」を提供しているため通信速度が世界最速を誇り、動画を快適に視聴することができます。
さらに「ノーログポリシー」を掲げており、通信ログや閲覧履歴、IPアドレスなどの通信データを記録しないため、利用者のプライバシーが守られています。
面倒な設定もないため、初心者の人でも手軽にサービスを始めることが可能。
アプリは日本語対応されていますがサポートは英語表記のため、一部は翻訳機能を利用する必要があります。
日本語サポートは劣るものの、高品質なVPNサービスのため安心安全に利用することができるため大変おすすめです。
MillenVPN
| 月額料金 | 2年プラン：396円/月 1年プラン：594円/月 1カ月プラン：1,738円/月 |
| サーバ数 | 1,300台以上（72ヶ国） |
| 暗号化アルゴリズム | AES-256-CBC |
| 同時接続台数 | 10台 |
| ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
| 対応OS | Windows/MacOS/Android/iOS |
| 返金保証 | 30日間 |
| 運営企業 | アズポケット株式会社 |
MillenVPNは、日本製のVPNサービスですが72ヵ国にサーバーを設置しているため、チャンネル4を視聴することができます。
全て日本語対応となっているため、英語が苦手な人でも安心してサポートを受けられます。
日本でノーログポリシーを掲げている数少ないVPNサービスで、プライバシー保護は基本的人権としているため、ログの追跡や通信データの保存を行っていません。
そのため、匿名かつ安全にサービスを利用できます。
暗号化技術は金融機関などでも使用されている「AES-256-CBC」を採用しているため、セキュリティは万全です。
Nord VPNやExpress VPNと比較すると通信速度が若干遅いですが、動画を視聴する程度ならば問題なく利用できます。
複雑な設定もないため、初めてVPNサービスを利用する人でも使いやすいです。
月額料金が396円からと、低価格で利用できるのも魅力的ですね。
ExpressVPN
| 月額料金 | 1カ月プラン：$12.95/月 6カ月プラン：$9.99/月 12カ月プラン：$6.67/月 |
| サーバ数 | 3,000台以上(94ヶ国60都市) |
| 暗号化アルゴリズム | AES-256bit |
| 同時接続台数 | 5台 |
| ノーログポリシー | ノーログポリシー対応 |
| 返金保証 | 30日間 |
| サポート | メール・チャット |
| 運営企業 | Express VPN International Ltd |
ExpressVPNは、94ヵ国に3000台以上ものVPNサーバーを提供しているため、チャンネル4を視聴することができます。
本社を英国領バージン諸島に置いており、2009年から運営しているため信頼できるVPNサービスです。
アプリの立ち上げやサーバー接続までの時間が早く、ストレスフリーで使用できるのが特徴。
累計利用人数は400万人を突破しており、世界各国で使われています。
暗号化技術はNord VPNと同じ「AES-256 bit」のため、サービスを安心安全に利用できます。
ノーログポリシーを採用しているため、利用者の閲覧履歴などの活動内容や個人情報を取得されることがありません。
月額料金が他のVPNサービスと比べると高めになっていますが、長期プランを利用すれば大差ない価格帯にはなります。
為替レートによって利用料金が変動するため、購入するタイミングには注意が必要です。
同時接続台数は5台までと少なめなので、家族や会社内で共有して使用するには物足りなさを感じるでしょう。
VPNを使い日本からチャンネル4を見る具体的な手順
- VPNを契約する
- VPNのアプリをインストールする
- VPNのアプリを起動してログインする
- イギリスサーバーに接続する
- チャンネル4にアクセスして会員登録する
VPN（NordVPN）を契約する
NordVPNのトップページから「お得の購入」をクリックします。
その後、料金プラン・支払い方法・決済情報の入力など、画面の指示に従って契約を行います。
料金プランは、1ヶ月、1年、2年と3つ用意されています。短期間だけの利用であれば1ヶ月プランでOK。今後も海外で利用する場合は1年プランや2年プランで契約すると契約年数に応じて月額料金が安くなります。
VPN（NordVPN）のアプリをインストールする
次にNordVPNのアプリをインストールします。下記のリンクもしくはApp StoreかGooglePlayから「NordVPN」と入力し検索、公式アプリをインストールしてください。
VPNのアプリを起動してログインする
VPNのアプリを起動するとブラウザが自動的に開き、ログイン画面が表示されます。
登録したメールアドレスとパスワードを入力すると、ログインできます。
もし2段階認証をオンしている場合は、認証コードも入力しましょう。
ログインできたら、VPNアプリのトップ画面が表示されます。
イギリスサーバーに接続する
検索画面からイギリスを検索して、ダブルクリックで選択します。
「接続中」と表示されていれば、イギリスサーバーに接続されています。
チャンネル4にアクセスして会員登録する
VPNに接続した状態で、チャンネル4の公式サイトにアクセスします。
トップ画面から「Sign in」をクリックするとログイン画面が表示されるため、そこからアカウントを作成します。
住所入力する際はイギリスの住所が必要になるので、英国の郵便番号を調べて入力してください。
メールアドレスの認証を終えたら、会員登録は完了です。
これで、チャンネル4の動画を自由に視聴することができます。
スマホから視聴したい場合
自分のスマホからチャンネル4を視聴したい場合、デバイスにVPNアプリをインストールする必要があります。
PlayストアもしくはApp Storeにアクセスし、VPNアプリを検索してダウンロードしてください。
VPNアプリを起動するとログイン画面が表示されるので、設定したメールアドレスとパスワードを入力します。
ログインできたら、イギリスサーバーを検索して選択します。
VPNを接続したままチャンネル4にアクセスすれば、動画を再生することができます。
無料VPNで日本からチャンネル4を見ることはできる？
- ユーザーの行動が追跡されている可能性がある
- ユーザーの活動データが広告業者に送られている
- 信頼性の低い運営元からの個人情報の流出
- 暗号化技術が不十分で、セキュリティが弱い
無料VPNでも日本からチャンネル4を視聴することは可能ですが、セキュリティが脆弱のため多くのリスクを伴います。
無料VPNの収入源
無料VPNを提供している運営会社の主な収入源は、広告と利用者の個人情報の売買です。
VPNの管理者は、利用者のアカウントID、端末ID、パスワード、利用者のブラウザ履歴、Wi-Fi接続情報、電話番号、アプリ内での購入情報、送受信されたデータなどを取得できます。
また無料VPNには、マルウェアや悪質なサイトへのリンクが含まれてたり、デバイスにある機密情報へのアクセス許可を要求している場合が多いです。
管理元がはっきりしない無料VPNは、上記のような手法で個人情報をマーケットに売りさばくことで利益を得ています。
無料VPNのセキュリティ
多くの無料VPNはセキュリティが脆弱であり、最悪の場合は犯罪に巻き込まれる可能性があります。
暗号化技術が不十分であったりそもそも暗号化されていない無料VPNも存在しており、第三者によって無料VPNがサイバー攻撃を受けて情報漏洩することがあります。
無料VPNアプリ自体が悪意を持って作成されているケースがあり、インストールしたら知らぬうちにウイルス感染する可能性も否定できません。
犯罪を目的とした第三者に個人情報が渡ってしまった場合、SNSアカウントの乗っ取り、クレジットカードの不正利用、なりすまし詐欺といった二次被害に遭う可能性が高いです。
VPNの本来の目的は、プライバシー保護やセキュリティを提供するものですが、無料VPNはその役割を果たしてくれません。
無料VPNの品質
無料VPNは粗悪であることが多いため、サービスとして使い物にはなりません。
先述したように、プライバシーを侵害されたりセキュリティが脆弱であるだけでなく、通信速度が著しく低下したりデータ量に制限があったり、地域制限の解除もできない等と機能面も劣悪です。
無料VPNを利用している人が多いため回線が常に混雑しており、接続が途切れてしまうこともあります。
海外の動画を日本から見るためにVPNサービスを利用しているのに、サイトにアクセスすることもままならないのでは本末転倒でしょう。
無料VPNを利用するメリットよりもデメリットの方が多く、全くおすすめすることはできません。
チャンネル4の基本情報
チャンネル4は、英国政府が所有している公共放送で、コマーシャルの広告収入で経営しているのが特徴です。
1982年に第4のチャンネルとして開局された公共放送局ですが、広告が入るため商業放送と誤解されることがしばしばあります。
外部の制作会社に委託して作成し、番組を放送や動画配信を行っています。
チャンネル4の番組は「革新的で創造性に富み、文化的多様性に考慮すること」が求められ、報道番組やドラマ、パラリンピックの実況中継など、幅広いジャンルを放送しています。
2021年夏に英政府は意見募集を行い、2022年4月にチャンネル4の売却が決定されました。
そのため、チャンネル4は2023年末までに売却され民営化する予定です。
近年メディア競争が激化している中、政府所有という形態が足かせになっているとし、売却することによって長期にわたって繁栄するための自由を得るとしています。
日本からチャンネル4を見る場合によくある質問
チャンネル4に日本語字幕はある？
チャンネル4はイギリス国内に在住している人をターゲットにしているため、日本語字幕をつけることはできません。
VPNを使用して日本からチャンネル4を視聴することは違法？
VPNの利用は日本やイギリスでは合法であるため、チャンネル4を見るためにVPNを使用することは何も問題ありません。
ごく一部の国ではVPNの利用に対して否定的であるため、制限をかけたり禁止している場合もありますので注意が必要です。
チャンネル4の全ての動画が無料で視聴できる？
チャンネル4は、会員登録をすれば全動画を無料でいつでも視聴することができます。
現在配信している英国テレビ番組をリアルタイムで視聴することも可能で、トップ画面上にある「LIVE TV」をクリックすると見れます。
チャンネル4が見れない・エラーが出る場合は？
チャンネル4を視聴しようとするとエラーが表示される場合、いくつかの原因があります。
1つ目は、うっかりVPNを起動していなかったり、間違えて別のサーバーに接続している可能性があります。
VPNアプリを起動しているか、イギリスサーバーに接続しているか、もう一度確認してみましょう。
2つ目は、利用しているサーバーが混みあっている可能性があります。
その場合は、別のイギリスサーバーに接続してから再度チャンネル4にアクセスしてみて下さい。
日本からチャンネル4を見る方法まとめ
- チャンネル4は国外での利用を制限していることから日本から視聴できない
- VPNを使うことで日本でも海外と同じように見ることができる
- おすすめのVPNサービスは、NordVPN、MillenVPN、ExpressVPNの3つ
- チャンネル4を利用するには、会員登録が必要
- 無料VPNは、利用者の個人情報を売買して利益を得ているため、プライバシーとセキュリティが脆弱で利用は避けるべき
- チャンネル4はイギリスの公共放送局で、2023年末までに民営化する予定
本記事では、日本からチャンネル4を見る方法をご紹介しました。
チャンネル4はイギリス国内向けに放送や動画配信を行っているため、地域制限がかかっています。
しかし、VPNサービスを利用することでその制限から解放され、簡単に日本から視聴することが可能です。
有料VPNサービスは利用者のプライバシーを保護し、ネットワークセキュリティを強化してくれるので、安心安全にチャンネル4などの海外の動画配信サービスを利用できます。
一方で無料VPNの多くは、利用者の個人情報を売買することで利益を得ているうえに品質も劣悪であるため、デメリットの方が多く利用しない方が無難です。
NordVPN、MillenVPN、ExpressVPNといった信頼できる大手運営元からVPNアプリをダウンロードすると良いでしょう。
スマホでチャンネル4の動画を視聴したい場合、VPNアプリを手持ちのデバイスにダウンロードしてからチャンネル4の公式サイトへアクセスすると見れます。
ぜひ信頼できるVPNサービスで、快適にチャンネル4の動画を楽しんでください。
